40代独身男性が結婚できる確率

前回の記事で40代独身男性ってどれくらいいるのか調べてみました。

40代男性と未婚率

40代独身者の総数がわかったところで、気になるのは40代独身男性が今後結婚できる確率です。

ただ、この確率って個々によってもちろん異なります。結婚したいっていう意欲とか、経済的な状況とか職業とか見た目とか性格とか運とか、様々なパラメータによって個々の結婚できる確率は左右されてしまいます。

加瀬亮(40代独身男性代表)と僕たちが同じ確率で結婚できるとは到底思えません。

そんな個々の確率なんて求めようがないので、ここは

2010年に40歳~44歳で未婚だった男性のうち、5年後の2015年に何人結婚できたのか

という観点で考えてみたいと思います。

参考:平成27年国勢調査平成22年国勢調査

2010年に40歳~44歳で未婚だった男性

2010年の40歳~44歳男性人口:4,400,375人
2010年の40歳~44歳男性未婚率:28.6%

以上から、4,400,375人×28.6%で未婚者は1,258,507人と推定できます。

2015年に45歳~49歳で未婚だった男性

2015年の45歳~49歳男性人口:4,354,877人
2015年の45歳~49歳男性未婚率:25.9%

以上から、4,354,877人×25.9%で未婚者は1,127,913と推定できます。

結果・・・

1,258,507人-1,127,913人=130,594人が結婚できたと推定できます

つまり、2010年に40歳~44歳だった独身男性の約10.3%が結婚できています!

これって結婚する意志のある人とってはかなり希望が持てる数字ではないでしょうか。40代が結婚できる確率はわずか数%っていうのをたまに聞きますが、そんなことはなさそうですね。

様々な理由があって結婚できなかったひと、あるいは結婚にいまいち興味が持てなかったひとでも、結婚したいという熱意さえあれば40代でもまだまだ遅くはなさそうです。

さらに、これは40~44歳だった男性の、その後の5年間の結果でしかありません。人生は長い。50代、60代、70代以降も加味すれば、結婚できる確率はもう少し上がりそうですね。

ただ、結婚する意志があったとしても、40代は行動に移さなければ何も起こらないでしょう。自然な出会いなんてやってきません。街でバッタリ出会うなんてことは皆無だろうし、職場での出会いも40代は難しいと感じます。現実的な出会いの場を探し、積極的に女性に対して行動していく(40代の余裕も持ち合わせながら)ことが40代の結婚には求められるのでしょう。

40代独身男性の現実的な出会いの場

番外編 40代独身女性はどうなんだろう

2010年の40歳~44歳女性人口:4,341,490人
2010年の40歳~44歳女性未婚率17.4%
未婚者:755,419人(推定)

2015年の45歳~49歳女性人口:4,307,927 人
2015年の45歳~49歳女性未婚率:16.1%
未婚者:693,576人(推定)

結婚できた女性:61,843人(推定)

2010年に40歳~44歳だった独身女性の概ね8.2%が結婚できています!

同年代女性もまだまだ遅くはなさそうですね。

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