「Mugen WiFi」のメリットとデメリット。契約前の注意点。

2020/1/12 WiMAX・wifi

 

Mugen WiFiはこんな人におすすめ
・データ量を気にせずネット接続を楽しみたい方。使い放題のサービスです。
・海外旅行、海外出張が多い方。面倒な手続き無しで海外でもwifiが使えます。
・安くWifiを使いたい方。月額料金が最安値クラスです。

初期工事が不要で手軽にネット接続環境が手に入る「Mugen WiFi」。

wifiサービスは様々な企業が展開してますが。「Mugen Wifi」は料金の安さで頭一つ抜け出した感があります。実のところ、いまあるWifiサービスのなかでは最有力の選択肢ではないかと。

ところで、ちょっと前まで

  • 初期工事が不要
  • 月額料金安め
  • 持ち運びが可能

なネット接続環境といえばWiMAXでした。「Mugen Wifi」はWiMAXではありません。まずは両者の違いをざっくり表にしてみます。

WiMAX Mugen WiFi
回線 UQコミュニケーションズ（au系列）がWiMAX専用回線を提供 au、ソフトバンク、docomoの回線を利用
通信速度 下り：1.2Gbps程度
上り：75Mbps5程度		 下り：150Mbps程度
上り：10Mbps程度
通信制限 あり（3日間で10GB。超過すれば通信速度が1Mpbsに） なし
料金 比較的高め 比較的安め

通信速度にこだわりがあるなら、WiMAXがおすすめです。ただし、WiMAXには

  • 料金が若干高め。
  • 通信制限あり

といったデメリットもあるんですよね。そのデメリットを補っているのが「Mugen Wifi」です。

通信速度に大きなこだわりがなければ、使い放題で料金安めな「Mugen WiFi」で十分かと思います。通信速度はWiMAXに劣りますが、Youtubeといった動画配信サービスはストレスを感じることなく使えますし、使い放題なんでデータ量を気にしないで使い倒せる点は大きなメリットです。

この記事では「Mugen WiFi」をご紹介します。

→Mugen WiFi

「Mugen WiFi」の概要

「Mugen Wifi」なんて聞いたことない方が大半かと思います。

なので、まずはどんな企業が展開しているサービスなのか抑えておきます。Wifiは無数の企業が展開しており、なかには経営大丈夫？と疑いたくなるような企業もあります。突然のサービス停止なんて困りますよね。

運営会社 株式会社surfave
設立 2019年6月1日
従業員数 14名

若い会社ですよね。従業員数14名というところからも、かなり小規模であることがわかります。

これだけ小規模だと気になるのがサポート体勢。サポートについてこんな口コミがあります。

サポートはしっかり外注しているのでしょう。問題はなさそうですね。ネット上で悪い口コミは見当たりませんでした。

「Mugen Wifi」の大きな特徴は以下の5点です。

  • クラウドSIMを採用しているためトリプルキャリアに対応。通信エリアが広め。
  • 通信制限なし。実質使い放題。
  • 手続き無しで海外利用も可能。
  • 契約期間は2年。2年を過ぎれば解約違約金ゼロ円。
  • 業界最安値水準の月額料金。

トリプルキャリア対応なので通信エリアが広め。さらに、最適な回線を自動で選ぶクラウドSIMを採用しているので、面倒な回線切り替えを自分でやる必要はありません。

通信制限もなし。実質使い放題なので、YoutubeもNetflixもhulu等の動画配信サービスも通信容量を気にせず見れます。通信速度はWiMAXより劣りますが、動画を見る分には問題ないでしょう。

また、契約期間（2年）を過ぎれば解約違約金がゼロ円になります。逆に言うと、2年未満で解約すると解約違約金が必要になりますが、それでも解約違約金は他社より安め。後述しますが、そもそもの月額料金が業界最安値水準であり、気軽に申し込みできるWifiサービスです。

→Mugen WiFi

「Mugen WiFi」の費用

まずは気になるコストから。

結果から言うと、

  • 業界最安値水準。迷ったらMugen WifiでOK。
  • 契約期間2年を過ぎれば、いつ解約しても解約違約金がゼロ円。迷ったらMugen WifiでOK。

です。迷ったら「Mugen Wifi」でOKです。

初期費用と月額費用、そして解約するときに支払う解約違約金を同業他社、及びWiMAXと比較しながらみていきます。

同業他社は同じく業界最安値水準の「クラウドWifi」、WiMAXはこちらも業界最安値水準の「BroadWiMAX」と比較します。

初期費用

Mugen WiFi クラウドWifi BroadWiMAX
事務手数料 3,000円（税抜） 3,980円（税抜） 3,000円（税抜）

一般的なWifiサービスの初期費用は3,000円です。「Mugen Wifi」は問題ないですね。

クラウドWifiは平均よりちょっと高めです。

月額費用

Mugen WiFi クラウドWifi （ご参考）BroadWiMAX
月額費用 契約初月：3,280円の日割り
1ヶ月目以降：3,280円		 契約初月：3,380円の日割り
1ヶ月目以降：3,380円		 契約初月：2,726円の日割り
1～2ヶ月目：2,726円
3～24ヶ月目：3,411円
25ヶ月目以降：4,011円
月間データ容量 無制限 無制限 無制限
支払方法 クレジットカード クレジットカード クレジットカード
口座振替
契約期間 2年 なし 3年

※「Mugen Wifi」はMUGEN格安プランの費用です。

この表だと差がよくわからないと思いますので、3年使い続ける想定で料金総額を比較してみます。

Mugen Wifi クラウドWifi BroadWiMAX
初期費用 3,000円 3,980円 3,000円
月額料金合計 118,080円 121,680円 128,626円
総額 121,080円 125,660円 131,626円

というわけで料金で選ぶなら「Mugen Wifi」という結果になりました。

「Mugen Wifi」と「クラウドWifi」の月額料金の差は100円。「Mugen Wifi」の方が100円だけ安いです。コストは長く使い続けるほど、「Mugen Wifi」が有利になっていきます。

ちなみにですが、「Mugen Wifi」にはアドバンスプランというプランがあります。違いは翻訳機能と充電機能が装備された端末を使えるかどうか。それで月額料金は3,880円に上がります。個人的にはアドバンスプランを使うメリットないと思っています…。

解約違約金

解約までの契約期間 解約違約金
0～11ヶ月 9,000円
12ヶ月～24ヶ月 5,000円
25ヶ月～ 無料！

契約期間は2年。よって契約から2年間以内に解約すると、解約違約金が必要になります。

でも、この解約違約金は良心的です。ご参考までに、「どんなときもWifi」の解約返戻金を載せておきます。

解約までの契約期間 解約違約金
0～12ヶ月 19,000円
13ヶ月～24ヶ月 14,000円
26ヶ月～ 9,500円

「どんなときもWifi」も契約期間は2年です。なので、25ヶ月目、49ヶ月目…というふうに契約更新月がやってきますが、契約更新月を逃して解約すると解約違約金が発生します。これはスマホと同じですね。

比較すると「Mugen Wifi」の解約違約金がいい感じというのがわかりますよね。更新月を狙って解約しないと解約違約金が発生するというのはスマホ3大キャリアが築いた悪しき慣習です。

しかし、この解約違約金の慣習をぶち破ったのが「クラウドWifi」です。「クラウドWifi」はいつ解約しても解約違約金ゼロ円。そもそも契約期間という概念がないので、気に入らなかったらいつでも解約できます。

よってWifi選びの結論になりますが、

  • 2年間は使い続けることが決まってるなら「Mugen Wifi」
  • 2年以内に解約することが決まっているなら「クラウドWifi」
  • いつまでも使うかわからない場合はひとまず「Mugen Wifi」

です。これが現在の正解です。

→Mugen WiFi

「Mugen WiFi」の取り扱い機種

Wifiを使うにはルーターが必要です。「Mugen Wifi」は申し込みをするとWifiルーターが送られてきます。WifiルーターをスイッチONするだけで、簡単にネット接続できるようになります。

そのWifiルーターなんですが、選べる機種は「U2s」という1種類のみ。スペックは下記のとおりです。

U2s
通信速度 下り最大150Mbps上り最大50Mbps
連続通信 約12時間
重量 149g
サイズ 12.7 x 1.4 x 6.6 cm

スペック的には問題なしです。メジャーな機種なんで安定性もピカイチでしょう。機種については心配することはありません。

見た目はこんな感じ。

手のひらサイズです。スマホと同じくらい。

これくらいのサイズだとどこにでも持っていけますよね。ということは、スマホの通信容量を見直すこともできます（ギガ数を減らす）。つまり、スマホ料金を下げることも可能です。

例えば、LINEモバイルの最安値プラン（通話あり＋データ容量3GB）のプランなら月額1,690円。3GBで不足する分を「Mugen Wifi」で補えば、月額の通信料金を

LINEモバイル1,690円　＋　Mugen Wifi3,280円　＝　4,970円

に抑えられます。自宅のネットとスマホ合わせて5,000円を切ります（税抜）。3大通信キャリアだと毎月のスマホ代が1万円を超えることもありますけど、その半額でいつでもどこでもネット使い放題は魅力的ですよね。

→Mugen WiFi

SNSから拾った「Mugen Wifi」の口コミ（主に通信速度）

料金が最安値水準であることがわかりましたが、通信品質がイマイチで使い物にならなかったらしょうもないですよね。

まずは良い口コミから。通信速度についてです。

ここまでは問題なさそうですね。こんな口コミもあります。

オンラインゲームをやる分にはちょっと不満を感じる方がいるそうです。まぁでもWifiを使う上では仕方ないでしょう。オンラインゲームなら固定の光回線でないと満足のいく通信速度は難しいかもしれませんね。

一方で、こんな口コミもありました。

これだとちょっと使い物ならないですね…。まぁでも口コミを調べる限り、通信速度が不満といった口コミは極めて少数。体感的には9割が満足という口コミでした。

ちなみにですが、Wifiの通信速度は使う場所や時間帯によって影響を受けます。実際に使ってみて「ダメ！」ってなることもあるんですけど、そんなときのために「Mugen Wifi」は「30日おためし全額返金保証」をやっています。

「Mugen Wifi」なら実際に使ってみてイマイチだったら、契約30日以内なら全額返金。これは安心です。

→Mugen WiFi

「Mugen WiFi」の通信制限

「Mugen WiFi」に通信制限はありません。使い放題です。いくら使っても速度制限を課せられることはありません。

ちなみにですが、WiMAXは通信制限があります。

使い放題プランの通信制限 直近3日間で「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信量合計が10GB以上となった場合、「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信速度を翌日に1Mbpsに制限。
制限時間帯：18時頃から翌日2時頃まで

WiMAXは短期間で使い過ぎると通信制限が課せられます。ここはどのWiMAX業者も同じ。使い放題のプランだと、

・3日間合計で10GBを超えると18時～翌2時まで最大1Mbpsに速度制限される。

となるので、この点はWiMAXのデメリットですよね。

「Mugen WiFi」のメリット

メリットとして以下の5点をあげておきます。

  1. 業界最安値水準の料金。
  2. 通信制限なしで使い放題。
  3. トリプルキャリア対応。自動で空いている回線に切り替え。
  4. 面倒な手続き不要で海外利用での利用が可能。
  5. 契約期間2年を過ぎれば、いつ解約しても解約違約金ゼロ円。

1は説明しましたね。間違いなく業界最安値水準の料金です。

2～4は「Mugen Wifi」独自のメリットではありません。ライバル企業も同じメリットがあります。5が「Mugen Wifi」独自のメリットになります。

①業界最安値水準の料金。

この点は説明しました。

Wifiを選ぶなら「Mugen Wifi」を軸に比較するのが効率的です。そして、最終的には「Mugen Wifi」に落ち着くことが多くなります。

②通信制限なし。使い放題。

この点も既に説明しました。詳細は割愛しますが、自宅と自宅外のネット接続を「Mugen Wifi」に一本化できれば、大幅に通信料金を見直すことも可能です。

LINEモバイル1,690円　＋　Mugen Wifi3,280円　＝　4,970円

ですね。

③トリプルキャリアの回線が利用可能

この点もメリットでしょう。

最も速い回線を自動で選んで接続します。都心で使われている方なら経験ありかと思いますけど、お昼休み中のキャリア回線って遅くなることがありますよね。なぜか自分だけ接続できないで、となりの人はスイスイとネット使ってることってありません？

それは使っているキャリアの違いです。「Mugen Wifi」なら常に最適な回線を自動で選択するので、となりの人に負けるといったことはないです（おそらく）。

それと、通信障害に強いのも大きなメリットでしょう。

ちょっと前にソフトバンクが通信障害起こして大変なことになりましたが、「Mugen Wifi」ならソフトバンクがダメならauかドコモへ自動で切り替え。コンサートのチケットをネットで購入したんだけど、通信障害でネットに接続できず入場できなかった！なんてことはなくなります。

④面倒な手続き無しで海外でも利用可能。

海外旅行や海外出張に行かれる方はメリットになります。

海外に行くときだけWifi契約されている方も多いかと思いますが、「Mugen Wifi」なら面倒な手続き無しで海外でも利用可能です。

料金は下表のとおり。日割りです。海外でWifiルーターの電源をONにした日数分だけ請求されます。

プラン 料金 通信量
エリア1 1,200円/1日 1GB/1日
エリア2 1,600円/1日 1GB/1日

ざっくり言うと、エリア1はアジア、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、エリア2はアフリカ、中東、中南米です。

ただし、海外での利用料金が業界最安値水準かというと、ちょっと違います。「クラウドWifi」は使う国によって料金が変わるのですが、「クラウドWifi」の方が安くなるケースが多々あります。

クラウドWifi Mugen Wifi
アメリカ 1,050円/1日 1,200円/1日
ベトナム 700円/1日 1,200円/1日
台湾 750円/1日 1,200円/1日
イギリス 750円/1日 1,200円/1日

ただし、使う地域によっては「Mugen Wifi」の方が安くなるケースもあります。例えば、アフリカのアンゴラだと、

Mugen Wifi：1,600円/1日
クラウドWifi：3,250円/1日

ですね。

アジア・オセアニアや先進国では「クラウドWifi」の方が安くなることが多いです。

⑤契約期間（2年）を過ぎれば、いつ解約しても解約違約金ゼロ円！

繰り返しますが、契約期間の2年を過ぎれば解約違約金はゼロ円です。更新月という概念はありません。これは安心です。手軽に契約できます。

そして、もうひとつ気軽に契約できる要素が「30日おためし全額返金保証」です。

Wifiは利用する地域によって通信速度が変わります。都市ならまだしも、地方になると期待される通信速度に満たない場合もあります。

「お、おせぇぇぇ！使い物にならなねぇぇぇ！」

こんな状態なのに契約期間2年過ぎるのを待つなんて地獄ですよね。

「Mugen Wifi」では、契約から30日以内のキャンセルは全額返金です。お試し利用ができてしまいます。

「お、おせぇぇぇ！使い物にならなねぇぇぇ！」

となったらサッサと解約してしまいましょう。この点は他社のWifiサービスには見られない大きなメリットです。

→Mugen WiFi

「Mugen WiFi」のデメリット。契約前の注意点。

契約前の注意点もあります。

とはいえ、気をつけていればそんなに大きなデメリットはありません。

①端末が故障・盗難・紛失した場合に20,000円請求される。

まぁ大切に使っていれば何の問題もないんですけどね。

補償プラン未加入で故障・盗難・紛失等により端末交換が必要となった場合、購入費用として20,000円が請求されます。

まあでもこの点は「Mugen Wifi」特有のデメリットではありません。他社も同じような制約を設けています。Wifiを利用する上では避けて通れないデメリットです。

ちなみにですが、Mugen補償プランに加入していれば故障だと20,000円支払う必要はなくなります。Mugen補償プランは月額500円で加入できますので、端末の持ち運びが多い方は加入を検討されてもよいかと。

もう1点補足です。「Mugen Wifi」は契約期間2年を過ぎれば、解約時に端末返却をしなくてもOKとなります。他社は解約する際に端末を返却しなければならず、この点は「Mugen Wifi」は楽ちんです。

「Mugen WiFi」まとめ

  • 2年間は使い続けることが決まってるなら「Mugen Wifi」
  • 2年以内に解約することが決まっているなら「クラウドWifi」
  • いつまで使うかわからない場合はひとまず「Mugen Wifi」
  • 頻繁に海外利用するなら「クラウドWifi」

いまのところWifiを選ぶなら↑の基準かと。なんといっても月額料金は業界最安値の中の最安値である点が「Mugen Wifi」の大き過ぎるメリットでしょう。

→Mugen WiFi

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