はじめまして。こんにちは。
僕は40歳を迎えた独身男性サラリーマンです。
東京都の中流よりやや貧乏な家庭(10代の頃は所得の上限制限がある公営住宅に住んでました)に生まれ、公立の小中高を卒業し、なんとかギリギリ国立の大学に入学し、なんとかギリギリ国立の大学を卒業し、ふつーの会社員になりました。
2回ほど会社を変え、気がつけばサラリーマン生活もそろそろ20年。2017年春ごろに現在の資産を計算し、先々の支出計画と照らし合わせたところ、ものすごい大発見をしてしまいます。
「あれ?もう正社員で働く必要なくない?」
セミリタイアを考える
ナチュラルボーン貧乏性のため、もともとお金のかかるような趣味も収集癖もありません。何人かの女性とつきあいましたが、結婚には至らず、というか内向的な性格のため、結婚には向いていないと気がつき、おそらく今後も結婚して家庭を持つということはないでしょう(彼女は欲しいんですけど)。
先々の支出がそんなに膨らむ予定もなく、コツコツ貯めたきた資産も積み上がり、さらに2011年から始めた投資も波に乗ってきて、
これから死ぬまでの支出額 ≦ 現在の資産 + 現在の資産が生み出すお金 + これから非正規労働者として稼ぐお金
という数式が成り立つことを発見してしまったのです。
はじめにこの数式に気づいたときは焦りました。マスメディアに踊らされ、老後不安に煽られて貯めてきた資産。こんな結果にたどり着くとは。
「あれ?40歳そこそこで、もうほぼ老後迎えられちゃうじゃん」
40代独身男性のセミリタイアってアリなの?
しかし、経済的な見通しはたったところで、セミリタイアに踏み出せない僕がいます。
「いまの仕事が死ぬほど嫌なのか」
と問われたら、
「死ぬほどでもないけど、めんどくさいです。辞められるなら辞めたいです」
と即答します。じゃあなぜ踏み切れないのか。おそらく環境の変化に耐えられる自信がないからだと思ってます。
・毎日行く場所があり、やることがある。
・やることを達成するために、考え、苦しむ。
・誰かから指示をされ、誰かに指示をだし、誰かとコミュニケーションをとる。
・誰かから(時には感情的に)怒られ、誰かに褒められ、誰かに腹を立て、誰かに感謝する。
そんな現状のルーティンから離れることの恐怖。2017年から現在に至るまで、
「セミリタイアってアリなの?」
っていう自問自答を繰り返しています。
このブログでは
「悩むことを止めた人間は死人である」
っていう言葉を釈迦かニーチェか夜回り先生あたりが言っていたらいいなと思います(きっと言ってません)。
「悩む青年は美しい」
これはむかし加賀まりこさんが言ってました。もう40歳を過ぎたおっさんですが、いまも悩みは尽きません(2018年3月現在最大の悩みは花粉症)。しかし、おっさんが悩んでも美しくありません。悩みも何も自虐的に笑い飛ばすくらいになってないといけない年頃です。
そんな悩みの話を中心に、セミリタイア、資産、孤独、結婚とかをこのブログでは書いていきていきたいと思います。
(といっても暗い話題にはならないと思います。経済的な悩みはひとまずクリアされているので)
目標は1年継続。よろしくお願いいたします!