「ITだ!AIだ!IoTだ!」
日経新聞なんかをたまに読むと1ページに30回くらい「ITだ!AIだ!IoTだ!」って出てきてますが、まあなんのことだかよくわかんないですよね。
こっちはEXCELの関数だってあやふやなんですよ!それ以上のことなんかわかんないんですよ!
ITって難しいですよね。しかしサラリーマンを続けていく上では、避けて通れないIT。
しかし、勉強するにしても、何から手をつけていいものかわかんないですよね。
そんな40代独身男性の皆さんにおすすめしたいのがIT系の資格取得。
効率的、かつ体系的にITを勉強したい40代独身男性の皆さんにおすすめのIT資格3選をご紹介します。
ITの基本は「ITパスポート」を勉強すれば学べます!
試験実施日 | 毎月1回 |
試験会場 | 47都道府県 |
試験時間 | 120分 |
回答方式 | パソコンを使った選択方式 |
受験手数料 | 5,700円 |
合格率 | 50%程度 |
受験者平均年齢 | 29.2歳 |
合格者平均年齢 | 31.0歳 |
ITの基礎的な知識を持っていることが証明できるITパスポート(最近は「iパス」なんて呼ばれ方もします)。国家資格なので、履歴書に書くこともできます。
試験の範囲は以下のとおり。ちょっと広く見えてしまうかもですが、「広く浅く」がITパスポートなので、実際勉強してみると、そこまで苦労しないはずです。
- 企業と法務
- 経営戦略
- システム戦略
- 開発技術
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント(ヘルプデスクとか監査とかですね)
- コンピュータの基礎理論
- コンピュータシステム(ソフトウェアとかハードウェアとかです)
- 技術要素(ネットワークやデータベース、セキュリティについてです)
ちょっと覚えることが多いんですよね。用語が多いんです。
合格までの勉強時間は30時間程度。土日の午前中に3時間ずつ勉強して、1ヶ月半くらいで合格できるレベルです。
ちなみに、この資格に合格すれば、社内のIT部門と対等に話せるくらいの知識が身に着きます。
ただし、IT企業の開発者と対等と話すのはちょっと難しいかなぁという感覚ですね。
「情報セキュリティマネジメント試験」セキュリティがわかる人材は慢性的に不足してます!
試験実施日 | 毎年4月と10月の2回 |
試験会場 | 47都道府県 |
試験時間 | 午前90分・午後90分 |
回答方式 | 午前 マークシート(4択)・午後 選択方式 |
受験手数料 | 5,700円 |
合格率 | 50%程度 |
受験者平均年齢 | 37.6歳 |
合格者平均年齢 | 37.6歳 |
セキュリティを理解している人材が不足しているって話は聞いたことあると思いますが、「じゃあなんとかしよう」とういことで、できたのが情報セキュリティマネジメント試験ですね。
これもITパスポートと同じく国家資格です。履歴書に書くこともできます。
試験の範囲は以下のとおりです。
- 情報セキュリティ全般(管理、対策、関連法規)
- テクノロジ(ネットワーク、データベース、システム構成要素)
- マネジメント(監査、サービスマネジメント、プロジェクトマネジメント)
- ストラトジ(経営戦略、システム戦略、システム企画)
試験の範囲はITパスポートと重なる部分が非常に多いんです。ITパスポートよりちょっと情報セキュリティを深堀したのが情報セキュリティマネジメント試験です。
なので、ITパスポートを合格したら、即情報セキュリティマネジメント試験を受けるのが効率的です。ITパスポート合格直後なら、30時間程度勉強すれば合格ラインに届くと思います。
情報セキュリティマネジメント試験に合格すれば、会社全体のセキュリティを管理できるくらいの知識が身に着きます。セキュリティ企業とも対等に会話できるくらいになれますよ。
IT業界への転職も可能になる「応用情報技術者試験」!
試験実施日 | 毎年4月と10月の2回 |
試験会場 | 47都道府県 |
試験時間 | 午前150分・午後150分 |
回答方式 | 午前 マークシート(4択)・午後 記述式 |
受験手数料 | 5,700円 |
合格率 | 20%程度 |
受験者平均年齢 | 31.4歳 |
合格者平均年齢 | 29.3歳 |
名前のとおり、これは技術者向けの試験です。合格率は20%程度。ちょっと難しいかもしれないですね…。
しかし、プログラムが試験対象じゃないので、バリバリの技術者じゃなくても合格できてしまうのが、応用情報技術者試験です。基本的な知識はITパスポート、情報セキュリティマネジメント試験と同じです。
ITパスポート、情報セキュリティマネジメント試験に合格していれば、十分にチャンスはあると思います。
応用情報技術者試験に合格すれば、40代でもIT業界への転職が見えてくるかもしれません。これまでの仕事で身に着けた知識と経験に、応用情報技術者試験レベルのIT知識が加われば、ITコンサルとしてやっていくこともできます。
応用情報技術者試験はもちろん国家資格です。履歴書に書けますし、相当な武器になるでしょう。
どうやって勉強すれば合格できるの?
ヒマそうで忙しい40代独身男性。資格の勉強は短時間で効率的に続けていきたいですよね。
ここでは手軽に空き時間で勉強できるオンライン講座と、みっちりやりたい人向けの書籍についてご紹介します。
オンラインでITパスポートの勉強ができる【通勤講座】
まずは「通勤講座」です。いわゆるオンライン講座ですね。
スマホやPC、タブレットで簡単に受講できるタイプです。
1講座あたり20分なので、通勤の往復で2講座は受講できますよね。
合格までの流れはこんな感じです。
ビデオ・音声講座とWEBテキストでインプットした知識を、通勤問題集とセレクト過去問で確認。
最後に模擬試験を受けた上で、ITパスポートを受験です。
これ、僕の経験上でも全く無駄がない合格への最短距離だと思います。情報技術者試験って過去問とほぼ同じ問題が出題されることが本当に多いんです(6割が過去問と同じという説もあります)。テキストで学び、頻出する過去問を繰り返し勉強するのが合格への近道です。
「通勤講座」では、ざっと全体をビデオ・音声講座で学び、経験豊富な講師が厳選した頻出過去問で知識を確認する流れ。無駄を省いた必要十分な勉強方法ですね。
この他にもあったら便利な以下の機能があります。
- 暗記ツール
- 頻出キーワード集
- 学習レポート
これだけの機能がそろって価格は7,980円です。格安です。授業形式の講座だと、数万円かかることもあります。
7,980円で一生使えるITの知識と資格を得られたら安いものですよね。
さらにいまならお試しの無料講座もあります。
まずは無料講座を試してみて、続けられそうだったら受講してみましょう。
→通勤講座
ITパスポート・情報セキュリティマネジメント試験の両方学べる【資格スクエア】
こちらもオンライン講座の「資格スクエア」です。会員数は40,000人を突破。いま勢いのあるオンライン資格対策講座ですね。
ITパスポートなら全43回、情報セキュリティマネジメント試験なら全29回の講座があります。みっちり勉強したい人に向いてますね。
まずはオンライン講座を視聴して学び、その後テキストで復習。演習問題で実力を確認しながら、最後に過去問で総仕上げです。過去問に比重を置いているので、確実に合格できる力がつくと思います。
料金は以下のとおり。この金額で一生役立つの知識と資格が身につくと思うと安いですね。
ITパスポート:9,720円
情報セキュリティマネジメント試験:12,960円
→合格者のビッグデータに乗れ!【資格スクエア】の学習システム!
参考書で勉強する!
ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集 平成30-31年度版 (よくわかるマスター)
ITパスポートのおすすめはこの本です。この本、CD-ROMが付属しているんですけど、全ての過去問1,800問を本番を再現したCBT試験形式で受けることができます。
さらに、対策テキスト、最新キーワード、予想問題まで取り込んで、価格は2,376円。独学でITパスポートの合格を目指すなら、この1冊で十分だと思います。
情報セキュリティマネジメント試験 対策テキスト&過去問題集 平成29年度版 (よくわかるマスター)
情報セキュリティマネジメント試験対策ならこの本がおすすめです。
情報セキュリティマネジメント試験って類似試験(基本情報、応用情報、情報セキュリティスペシャリスト)の問題がそのまま出題されることが多いんです。
この本は午前問題の予想問題として「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」「情報セキュリティスペシャリスト試験」の過去問題から、今後出題されそうな問題を100問抽出して、詳細な解説とともに掲載されています。
また、試験の参考書って同じ出版社の本を使い続けた方が慣れやすくて効率的です。この本はITパスポートと同じ富士通エフ・オー・エム株式会社 (FOM出版)が出版してます。すんなり本の内容に入っていけるでしょう。
まとめ
40代独身男性でもITの知識を身に着けるのは遅くありません。
むしろ、いままでの経験した仕事での知識と、勉強したITの知識を組み合わせれば、転職して年収アップだって可能です。
おすすめする資格はITパスポート、情報セキュリティマネジメント試験、そしてできれば応用情報技術者試験。どれも国家資格です。
勉強方法はオンラインが効率的です。いまならスマホやPC、タブレットで通勤中でも勉強できます。