イオンモバイルのメリットとデメリット。使って分かった注意点まとめ。

「格安SIMってたくさん会社あるけど、どれを選べば正解なの？」

っていう方、料金を最優先するなら、イオンモバイルで間違いないです。

日本に格安SIMは約500社あります。500社の中からどれを選んだらいいかなんてわかんないですよね。

そんななか、オリコン調査で顧客満足度No.1のイオンモバイルは安心して選択できる格安SIMです。手堅くいくならイオンモバイルですよ。

イオンの利用者（高齢者多め）に向けた格安SIMなので、とにかく簡単！っていうのがイオンモバイルの特徴です。

あと、契約期間の縛りがないのも格安SIMでは珍しいです。他の格安SIMは最低契約期間13ヶ月が当たり前です。

いざ使ってみて、「ちょっと思ってたのと違うな―」だったらすぐ解約できます。お手軽に始められるのがイオンモバイルのいいとこです。

→イオンモバイル

イオンモバイルを使うメリット

バッと思いつくところをあげました。どれも本当です。

料金についてはこの後に書きますね。ここではイオンモバイル特有の大きなメリット4点について、書いておきたいと思います。

全国のイオンでサポートを受けられる！困ったらイオンへ！

全国のイオンで実際のスマホを触って試すことができます。で、ここで実際に触って試してほしいのは

• 平日のお昼時か夕方に店舗へ行ってみる。
• Youtubeがどれくらいストレスなく観れるか試してみる。

です。通信速度のチェックですね。

口コミにも書いてますが、どうもイオンモバイルは通信速度に地域差がありそうなんですよ。

→イオンモバイルのリアルな口コミを調査しました。

実際にどれくらいの通信速度になるのか、最も混雑して通信速度が遅くなる平日昼間か夕方に快適に使えるのか、これを試せるのは大きなメリットですね。

契約時に端末購入すれば、初期設定をやってくれる！

めんどくさがりな人はとても助かると思います。初期設定をイオンモバイルがやってくれるので、契約して即、面倒なことはなにもせずにスマホが使えるようになります。

でも、いいことばかりではないんです。イオンモバイルで端末を購入すると、ちょっと高くなります。

例えば、AQUOS sense plus SH-M07という機種だと、こんな感じです。

イオンモバイルで購入：一括46,224円／24回分割1,926円～
楽天モバイルで購入：一括35,424円／24回分割1,476円～

価格に端末設定の手数料が入ってるのかもしれないですね…。

高いスマホ買いたくない！自分で設定できる！って方は、いままで使っていたスマホを流用もできます。

iPhoneは↓にまとめてます。

→イオンモバイルで使えるiPhoneまとめ。デザリングもあるよ。

イオンモバイルはドコモ回線とau回線を借りて営業しています。なので、ドコモかauのスマホなら比較的簡単な手続きで流用できます（SIMロック解除が不要なことが多いです）。

ただし、ソフトバンクで購入したスマホはちょっと面倒です。ソフトバンクで購入したスマホを格安SIMで使うなら、僕はLINEモバイルをおすすめします。

→使ってわかったLINEモバイルのメリット・デメリット　速度と料金は？

最低契約期間なし。解約手数料もなし。いつでも解約可能！

僕が知る限り、どこの格安SIMも最低契約期間（だいたい13ヶ月くらい）があって、期間内に解約すると手数料（だいたい9,000円くらい）がかかってしまいます。

しかし、イオンモバイルはいつでも解約できます。いつ解約しても手数料はかかりません。

「いやー、イオンモバイルちょっと遅い！使い物ならないかなぁ」

なんてときは、気軽に解約できますよ。

ただし、解約は電話か店舗でしかできません。ネットからできないのがちょっと不便ですよね。

イオンモバイルを使うデメリット

1点目は格安SIM全般に言えることですが、LINEの年齢認証ができないため、LINEのID検索から友達追加ができません（自分のIDを検索してもらうこともできません）。

まぁでもこれはイオンモバイルに限った話ではありません。LINEのID検索から友達追加できるのは大手通信キャリア（au、ドコモ、ソフトバンク）とLINEモバイルだけです。

LINEのID検索からどうしても友達追加がしたい（出会い系とかで必要）！っていった場合にはLINEモバイルをおすすめします。

→LINEモバイル

2点はイオンモバイルのデメリットではなく、格安SIMを使う上でのデメリットですね。これはちょっとどうしようもないです。

あと、ちょっと面倒なのはプランの変更がネットでできないことですね。イオンに行くか、電話でするしかありません。イオンが近くにあるなら問題ないですね。

あと、イオンモバイルはエンタメフリーのオプションがありません。

エンタメフリーとはSNSが使い放題（データ量にカウントされない）になるオプションです。LINE、Twitter、Instagram、Facebookが使い放題になります。

SNSをよく使う方は、エンタメ・フリーオプションがあるLINEモバイルかBIGLOBEモバイルがおすすめです。

→LINEモバイル

→格安スマホは、安心のBIGLOBEモバイルで♪

イオンモバイルの通信速度　ちょっと遅いかも…。

ここはちょっと表でやります。格安SIMは大手通信キャリアより通信速度が遅く、お昼と夕方は遅すぎて使い物にならないこともあります。通信速度は大切なポイントです。

一般的に、4Mbpsあればなにをやるにもストレスを感じることはないと言われてます。
（Mbpsは通信速度の単位です）

3Mbpsで高画質な動画の再生がちょっとストレスを感じる程度、1Mbpsを下回ると低画質な動画の再生や、画像の多いサイトを開くのでもちょっとストレス溜まります。

まずは平日の平均値です。最も混雑するお昼時と夕方から夜にかけてをピックアップします。

イオンモバイルはドコモ回線とau回線があるので、２つやりますね。

【ドコモ回線（タイプ1）】

	格安SIM平均	イオンモバイル
12：00	1.83Mbps	0.43Mbps
12：15	0.70Mbps	0.33Mbps
12：30	0.55Mbps	0.29Mbps
12：45	0.85Mbps	0.36Mbps
～
17：30	2.31Mbps	1.04Mbps
18：30	1.36Mbps	0.56Mbps
19：30	2.58Mbps	1.04Mbps
20：30	3.28Mbps	1.19Mbps
21：30	4.17Mbps	1.43Mbps

ちょっと遅いですね…。ちなみに、お昼時と夕方を除けば3Mbpsを超えています。

続いて休日（土日祝）の平均値です。

	格安SIM平均	イオンモバイル
12：00	3.67Mbps	2.78Mbps
12：15	3.52Mbps	1.59Mbps
12：30	2.88Mbps	1.40Mbps
12：45	3.14Mbps	1.27Mbps
～
17：30	3.12Mbps	1.34Mbps
18：30	3.97Mbps	1.57Mbps
19：30	5.58Mbps	4.49Mbps
20：30	5.12Mbps	6.10Mbps
21：30	5.38Mbps	6.53Mbps

休日は概ね問題なしですね。ちょっと遅いくらいでしょうか。

【au回線（タイプ1）】

	格安SIM平均	イオンモバイル
12：00	1.83Mbps	0.34Mbps
12：15	0.70Mbps	0.14Mbps
12：30	0.55Mbps	0.15Mbps
12：45	0.85Mbps	0.33Mbps
～
17：30	2.31Mbps	0.27Mbps
18：30	1.36Mbps	0.11Mbps
19：30	2.58Mbps	0.63Mbps
20：30	3.28Mbps	0.63Mbps
21：30	4.17Mbps	1.09Mbps

だいぶ厳しいです…。

続いて休日（土日祝）の平均値です。

	格安SIM平均	イオンモバイル
12：00	3.67Mbps	0.70Mbps
12：15	3.52Mbps	0.76Mbps
12：30	2.88Mbps	0.46Mbps
12：45	3.14Mbps	0.50Mbps
～
17：30	3.12Mbps	0.59Mbps
18：30	3.97Mbps	1.17Mbps
19：30	5.58Mbps	2.04Mbps
20：30	5.12Mbps	1.43Mbps
21：30	5.38Mbps	3.05Mbps

休日もちょっと厳しい…。

ちなみにですが、通信速度で選ぶなら、最強はUQモバイルです。UQモバイルは大手通信キャリア並みの速度です。イオンモバイルのau回線を使うなら、UQモバイルの方が断然速いです。

→【UQモバイルのメリット・デメリット】気になる速度と料金は？

LINEモバイルのソフトバンク回線も速いです。使っていてストレスを感じることはないと思います。

→使ってわかったLINEモバイルのメリット・デメリット　速度と料金は？

イオンモバイルの利用料　抜群に安い！

利用料は大きく初期費用と月額利用料に分かれます。

初期費用は3,000円（税別）。ふつうです！

初期費用は以下のとおりです。

• 新規契約手数料　3,000円（税別）

ここは他社と大きな差はないです。

月額プランの細かさは業界一です。もちろん安いです。

このプラン数です。そしてこの安さです。

不思議なのは、なぜこんなに細かくプラン分けしているのに、3GBのプランがないのか。おそらく最大のボリュームゾーンは3GBだと僕は思っているんですが。

それと、シェア音声プランは使い方によっては破壊的に家族のスマホ代を節約できます。

例えばこんな感じです。

契約データ量：12GB
→1枚目の音声通話あり格安SIMでお父さんが4GB使用
→2枚目の音声通話あり格安SIMでお母さんが2GB使用
→3枚目の音声通話なし格安SIMで息子が6GB使用

音声通話あり2枚と音声通話なし格安SIM1枚でデータ量12GBの場合、月額利用料は3,580円です。

つまり、3台の格安SIM（スマホ）を月額3,590円で利用できるんです。

大手通信キャリアでスマホ3台契約したら月額30,000円近くなりますよね。圧倒的にスマホ代を安くできるのがシェアプランです。

似たようなプランがDMMモバイルにもありますが、DMMモバイルは格安SIMが最大3枚まで。そして月額利用料もDMMモバイルの方が若干高めです。

シェアプランならイオンモバイルがお得ですよ。

→料金だけじゃない！DMMモバイルのメリットとデメリットまとめ。

ちなみに、使い方別に各社の料金比較を↓にまとめてます。こちらもご参考に。

→【スマホ2台持ち向け】データ通信量1GBのおすすめ格安SIM一覧。

→【メインのスマホでもいける】データ量3GBのおすすめ格安SIM比較

→【2018年度版】月額1000円台の音声通話あり格安SIMまとめ。

オプションでの注目はデータ量追加。

イオンモバイルはデータ量追加がやたらと安いです。他社の半額以下です。

イオンモバイル：1GB/480円

他社はこんな感じです。

UQモバイル：0.5GB/500円

LINEモバイル：0.5GB/500円

楽天モバイル：0.1GB/300円

イオンモバイルはデータ量を翌月繰り越しできるので、基本契約のデータ量は少なめでOKです。

イオンモバイルのプラン一番人気は4GBのようですが、ヘビーユーザーでなければ2GBでも十分です（足りなくなったら追加です）。

050かけ放題オプションもあり。

オプションのひとつに「050かけ放題」があります。

これ、いわゆるIP電話でして、データ通信で音声通話ができるというオプションです（通話量は無料です）。

同じく050かけ放題オプションがある楽天モバイルと比較します。

	料金	通話料
楽天モバイル	ベーシック/645円 3.1GB/1,020円 5GB/1,570円 10GB/2,380円 20GB/4,170円 30GB/5,520円	携帯電話宛10.60円/分 固定電話宛3.24円/分
イオンモバイル	1,500円 ※別途SIM利用料が必要	無料

イオンモバイルなら最安値のデータSIM1GBプラン（480円）に050かけ放題オプション（1,500円）をつけて、合計1,980円です。

対して楽天モバイルは050データSIMというプランがあります。データSIMに050電話がついたプランです。

→楽天モバイル

通話をよく使う方はイオンモバイルがおすすめです。電話かけ放題なりますからね。

ちなみに、イオンモバイルには050でない音声通話の10分かけ放題オプションもあります（月850円）。

イオンモバイル利用者のナマの意見。気になる口コミは？

イオンモバイルの利用者はイオンモバイルをどう思ってるんでしょうか。

客観的なイオンモバイルに関する口コミは別記事にまとめてます。

→イオンモバイルのリアルな口コミを調査しました。

こちらをご参考に！

まとめ　イオンモバイルは手堅い。

まとめます。

●料金を抑えたいならイオンモバイルです。シェアプランを賢く使えば、家族のスマホ代を劇的に節約できます→イオンモバイル

●速度にこだわるならUQモバイルです。→格安スマホならUQ mobile

●ソフトバンクで購入したスマホをお持ちなら、LINEモバイルです。→LINEモバイル

●SNSをよく使うならLINEモバイルかBIGLOBEモバイルです。

→LINEモバイル

→格安スマホは、安心のBIGLOBEモバイルで♪

ご参考までに！