【ネット接続】一人暮らしを始める大学生におすすめの格安Wifi3選

長かった受験勉強もようやく終わり、春から大学に進学して一人暮らしを始められる方。初めての一人暮らしで不安もたくさんあるかと思いますが、忘れてはいけないのがネット回線です。

いままでは自宅で家族が引いてたネット回線を使っていれば良かったものの、一人暮らしを始めるなら自分で回線を引かなければなりません。ちょっと面倒ですが、大学生活を営む上ではどうしても避けて通れない作業です。

大学生ならノートパソコンを持つのが当たり前。授業で提出するレポートはネットで調査し、パソコンで作成。手書きのレポートを受けうけてくれることなんてまずありません。スマホだけだといろいろと不便です。

とはいえ、たかがネット回線に大金を支払うのはバカらしいですよね。仕送りやバイトでやりくりが大変な大学生活。少しでも固定費は落としておきたいものです。

この記事では、これから一人暮らしを始める大学生に向けて、最適なネット環境について記載しています。

ネットにつなぐ方法には何がある?

一人暮らしを始める大学生がネット回線に求める条件は以下の4点ではないでしょうか。

  1. とにかく安い。
  2. データ量無制限(使い放題)。
  3. どこでもつながる(自宅でも外でも)。
  4. なるべくサクサク動く(通信速度)。

当たり前ですが料金は安く。そしてデータ量を気にせずYouTubeやNetflixを見られるくらいなら文句ないですよね。

また、どこでもつながるというのも大切です。スタバなら無料で使えるwifiがありますが、大学構内にはWifiがつながらない場所もけっこうあります。大学の食堂でサッとパソコンを取り出して、おもむろに作業を始めるとかかっこいいですよね。

それと、オンラインゲームをやる人には通信速度も重要かと。回線遅くてストレス溜まるなんて許せません。

さて、現在の日本で選べるネット回線は大きく以下の3種類です。

  • 光回線
  • WiMAX
  • Wifi

むかしはADSLなんていうのもありましたが、いまさら新規で契約する人はいないでしょう。

また、スマホのテザリングを使うというのもありますね。しかし、スマホのテザリングはデータ量がかかりまくります。コスパの観点から大学生の選択肢にはなり得ないかと。

ということで、上記3種類を比較してみます。

光回線 WiMAX Wifi
料金 ×
初期利用時に回線工事が必要。月額料金も高め。

回線工事不要。月額料金もそこそこ安い。

回線工事不要。月額料金がかなり安い
データ量
無制限。
×
3日間10GBの制限あり

無制限。
通信エリア ×
自宅のみ。持ち運び不可。

自宅でも自宅外でも利用可能。

自宅でも自宅外でも利用可能。
通信速度
高速。ストレスなくゲームできる。

動画視聴なら問題なし。

動画視聴なら問題なし。

結論:大学生の一人暮らしにはWifiが最適。

月額料金が格安でデータ量の制限なく使い放題。持ち運びもできるWifiが大学生活には最適かと。

光回線は初期工事が必要です。工事費用は数万円かかりますし、自宅外からはネット接続できません。ただし、通信速度はものすごい早いので、オンラインゲームが好きな方なら光回線が向いています。

WiMAXは料金もそこそこで通信速度もそこそこ。持ち運びもできるのですが、データ量に制限があります。3日間で10GBを超えれば、通信制限がかかります。動画視聴が好きな方だとちょっと気になるかもしれません。

ということで、残されたのがWifi。そもそもWifiって何?ってところですが、

これですね。

スマホサイズの端末が無線でネットに接続してくれます。スマホサイズなのでもちろん持ち運びできますし、簡単な設定でスマホ・パソコンからネットに接続できます。

何よりもメリットなのが料金なんです。毎月3,000円台で利用可能。格安スマホと組み合わせれば、毎月の通信料金を5,000円以下に抑えることも可能です。

おすすめの格安Wifi3選

最近のWifiは「クラウドSIM」という技術を使っています。「クラウドSIM」とはトリプルキャリア(docomo・au・ソフトバンク)のなかから最もつながりやすい回線を自動で判別して接続してくれる技術なんですが、これだと通信エリアが一気に広がります。

そして通信障害にも強い。

ちょっと前にソフトバンクが大規模な通信障害を起こして大惨事になったことがありました。コンサートの電子チケットが確認できず、会場への入場を拒否されたといった方もいましたよね…。

こんなとき、これまでのWifiは成す術なしでしたが、「クラウドSIM」はソフトバンクがダメなら、docomoの回線へ、そしてauの回線へと自動で接続しにいきます。1社がダメなら、次へ。そしてその次へと、しぶとくネットへ接続しにきます。

ということで大学生活におすすめの格安Wifi3つ厳選してみました。先に結果から書きます。

とりあえず使ってみるなら→Mugen WiFi

海外利用を考えている方は→世界で使えるクラウドWi-Fiを月額3,380円でレンタル!

月額料金で選ぶなら→hy-fy

とりあえず使ってみるなら「Mugen Wifi」

Mugen Wifiのここがおすすめ!
・月額3,280円でいつでもどこでもネットが使い放題に。業界最安値水準の料金。
・30日間のお試し期間あり。使ってみてイマイチだったら無料で解約!
・そこそこの通信速度を確保。ストレスを感じる可能性は低い。

理由① 月額3,280円でいつでもどこでもネットが使い放題。業界最安値水準の料金!業界最安値水準の料金!

とにかく料金が安いのは「Mugen Wifi」の特徴です。月額料金を比較してみます。

比較対象は業界最大手の「どんなときもWifi」、それとWifiと同じような仕組みを持つWiMAXで業界最安値水準の「BroadWiMAX」です。

Mugen WiFi どんなときもWifi BroadWiMAX
月額費用 契約初月:3,280円の日割り
1ヶ月目以降:3,280円
契約初月:3,480円の日割り
1~24ヶ月目:3,480円
25ヶ月目以降:3,980円
契約初月:2,726円の日割り
1~2ヶ月目:2,726円
3~24ヶ月目:3,411円
25ヶ月目以降:4,011円
月間データ容量 無制限 無制限 無制限
支払方法 クレジットカード クレジットカード
口座振替
クレジットカード
口座振替
契約期間 2年 2年 3年

この表だと差がよくわからないと思いますので、初期費用を含め、大学生活の4年間使い続ける想定で料金総額を比較してみます。

Mugen Wifi どんなときもWifi BroadWiMAX
初期費用 3,000円 3,000円 3,000円
月額料金合計 157,440円 173,040円 176,758円
総額 160,440円 176,040円 179,758円

圧倒的に安いのが「Mugen Wifi」ですね。長く使い続けるほど、その差は開きます。

理由② 30日間のお試し期間あり。不満があれば全額返金保証!

「Mugen Wifi」は「30日おためし全額返金保証」をやっています。実際に使ってみてイマイチだったら、契約30日以内なら全額返金。これは安心です。

使う地域によってスマホの通信速度が変わるように、Wifiも地域によっては

「う~ん」

ってこともあり得ます。自宅ではサクサク動くけど、大学構内だとイマイチだったりすることも可能性としてはアリです。

実際使ってみてイマイチなのに、大学生活4年間使い続けるのは地獄ですよね。

他社には「Mugen Wifi」のような30日間全額返金保証はありません。Wifiがどんなものか無料で試せるのが「Mugen Wifi」の大きなメリットです。

理由③ そこそこの通信速度を確保!

30日間全額返金保証がある「Mugen Wifi」ですが、通信速度は悪くありません。ここは実際に利用されている方の口コミを見て頂いた方が早いと思います。

ここまでは問題なさそうですね。こんな口コミもあります。

オンラインゲームをやる分にはちょっと不満を感じる方がいるみたいですが、YouTubeやNetflix等の動画視聴で使う分には問題ない速度でしょう。

Mugen WiFi

海外利用が多い方はクラウドWifiがおすすめ

クラウドWifiのここがおすすめ!
・面倒な手続き無しで海外利用が可能。さらに利用料金が激安!
・いつ解約しても解約違約金ゼロ円!
・月額料金だってMugen Wifiの次くらいに安い水準!

理由① 面倒な手続き無しで海外利用が可能。海外利用料金が激安!

海外旅行や短期留学を考えている方には大きなメリットになります。

これまでのWifiは海外で使うことができませんでした。なので、海外に行くときだけ空港でWifi契約することが多かったんですけど、「クラウドWifi」なら面倒な手続き不要で海外でも日本で使っていたWifiがそのまま利用可能になります。

まぁ面倒な手続き無しで海外利用可能である点は「Mugen Wifi」も同じなんですけど、「クラウドWifi」は海外での利用料金が激安なんです。

料金は1日700円(1GB/1日)から。現地でWifiルーターの電源をONにした日数分だけ請求されます。

また、使う国によって細かく料金は決められています。全体的に料金は安めです。ちょっと一例をあげると、

クラウドWifi Mugen Wifi
アメリカ 1,050円/1日 1,200円/1日
ベトナム 700円/1日 1,200円/1日
台湾 750円/1日 1,200円/1日
イギリス 750円/1日 1,200円/1日

ですね。「Mugen Wifi」よりも安く使えます。国ごとの料金は以下のリンクから公式サイトをご参照ください。

世界で使えるクラウドWi-Fiを月額3,380円でレンタル!

ただし、使う地域によっては「Mugen Wifi」の方が安くなるケースもあります。例えば、アフリカのアンゴラだと、

クラウドWifi:3,250円/1日
Mugen Wifi:1,600円/1日

といったように。まぁ主要国では「クラウドWifi」が安くなる傾向にあります。

理由② いつ解約しても解約違約金ゼロ円!

「クラウドWifi」はいつ解約しても解約違約金ゼロ円です。

Wifiにはスマホと同じように、契約期間という考え方があります。契約期間中に解約してしまうと解約違約金が発生します。例えば、「Mugen Wifi」なら以下のとおり解約違約金が発生します。

解約までの契約期間 解約違約金
0~11ヶ月 9,000円
12ヶ月~24ヶ月 5,000円
25ヶ月~ 無料!

契約期間の2年以内に解約すると、上記の解約違約金を徴収されてしまいます。

しかし、「Mugen Wifi」はまだ良心的な方なんです。「どんなときもWifi」の解約返戻金はこんな感じ。

解約までの契約期間 解約違約金
0~12ヶ月 19,000円
13ヶ月~24ヶ月 14,000円
26ヶ月~ 9,500円

「どんなときもWifi」も契約期間は2年です。なので、25ヶ月目、49ヶ月目…というふうに契約更新月がやってきますが、契約更新月を逃して解約すると解約違約金を支払わんければなりません。

ということで、いつ解約しても解約違約金ゼロ円の「クラウドWifi」が際立って良心的ですよね。なので、「Mugen Wifi」か「クラウドWifi」か迷ったら、

  • 2年間は使い続けることが決まってるなら「Mugen Wifi」
  • 2年以内に解約することが決まっているなら「クラウドWifi」
  • いつまで使うかわからない場合はひとまず「Mugen Wifi」
  • 頻繁に海外利用するなら「クラウドWifi」

といった決め方がおすすめです。

理由③ 月額料金も安い!「Mugen Wifi」の次くらいに安い!

「Mugen Wifi」には敵いませんが、「クラウドWifi」も月額料金は安めです。比較してみます。

クラウドWifi Mugen Wifi
月額費用 契約初月:3,380円の日割り
1ヶ月目以降:3,380円
契約初月:3,280円の日割り
1ヶ月目以降:3,280円
月額データ容量 無制限 無制限
支払方法 クレジットカード クレジットカード
契約期間 なし 2年

その差はわずか月100円。「Mugen Wifi」の方が月100円だけ安いです。こうなるとほとんど差はありませんね。

大学生活4年間使い続ける想定で料金総額を比較すると下表のとおり。

クラウドWifi Mugen Wifi
初期費用 3,980円 3,000円
月額料金合計 162,240円 157,440円
総額 166,220円 160,440円

「クラウドWifi」は初期費用がちょっとだけ高いんですよね。それでも4年使って「Mugen Wifi」との差は6,000円未満。ほとんど差はありません。

じゃあ通信速度はどれくらいかというと、悪くありません。SNSから口コミをひろってみました。

クラウドwifi届いた
限界魔境集落にある自宅でこの速度ですね
まぁ普通に使うならって感じ
料金は月3780一応通話simを1000円で運用してるので通信費計4780って感じですね
FPS?いや控えめに言って死ぬって pic.twitter.com/S6ydbEHjOs

— re:MKM大爺 (@youdie1208) December 18, 2019

動画視聴にも十分耐えられる通信速度です。

世界で使えるクラウドWi-Fiを月額3,380円でレンタル!

月額料金で選ぶなら「hy-fi」がおすすめ

hy-fiのここがおすすめ!
・Mugen Wifiと同じく月額3,280円で利用可能。大学生活4年間トータルなら最も安くなります。

理由① 大学生活4年間トータルなら最も安くWifiが使える!

月額料金で選ぶなら「hy-fi」が最もお得なります。ここも「Mugen Wifi」と比較してみます。

hy-fi Mugen Wifi
月額費用 契約初月:0円
1ヶ月目以降:980円
2ヶ月目以降:3,280円
契約初月:3,280円の日割り
1ヶ月目以降:3,280円
月間データ容量 無制限 無制限
支払方法 クレジットカード クレジットカード
契約期間 2年 2年

2ヶ月目以降の月額料金は両社同じですが、違いは1ヶ月目の料金。

大学生活4年間の料金総額は以下となります。

hy-fi Mugen Wifi
初期費用 3,000円 3,000円
月額料金合計 155,140円 157,440円
総額 158,140円 160,440円

最も安くなるのは「hy-fi」です。1ヶ月目の月額料金を980円にしている分だけ僅かに「Mugen Wifi」より安くなっています。

しかし、この結果で

「じゃあhy-fiにしよう!」

というのはちょっと微妙かなという気がします。「hy-fi」の契約期間は2年。そして2年縛りがあります。契約期間2年の間に解約をすれば、解約違約金を徴収されるのは「Mugen Wifi」と同じですが、「hy-fi」は2年を過ぎても更新月を逃せば解約違約金を取られてしまうんです。

解約までの契約期間 解約違約金
0~24ヶ月目 9,500円
25ヶ月目 0円(更新月)
26ヶ月目~ 9,500円

契約期間は2年。なので、25ヶ月目、49ヶ月目…というふうに契約更新月がやってきますが、契約更新月を逃して解約すると解約違約金が発生します。

大学生活4年間ずっと「hy-fi」を使い続けるなら良いのですが、4年間は長いです。もっと快適にネットへ接続できる技術が開発されたり、大学のWifi環境が改善される可能性もあります。Wifi切り替えたいと思っても、解約違約金が足かせになるのはちょっと避けておきたいですよね。

hy-fy

まとめ 無難なのはMugen Wifi

一人暮らしを始める大学生におすすめなネット回線はWifiです。

  • 安い料金(月額3,000円台)で
  • データ量を気にすることなく使い放題で
  • 持ち運びができて
  • 動画視聴くらいなら問題ない通信速度

というネット環境がWifiなら手に入ります。

さらに、Wifiルーターをスマホといっしょに持ち運べば、スマホのギガ数を節約できるんですよね。

例えば、LINEモバイルという格安スマホの最安値プラン(通話あり+データ容量3GB)なら月額1,690円。3GBで不足する分を「Mugen Wifi」で補えば、月額の通信料金を

LINEモバイル1,690円 + Mugen Wifi 3,280円 = 4,970円

に抑えられます。自宅のネットとスマホ合わせて通信料金5,000円を切ります。

そして、現在のWifiはクラウドSIMを採用。トリプルキャリア(docomo、au、ソフトバンク)から最適の回線を自動で判別して接続します。ソフトバンクがダメならdocomoへつなぐことも可能。通信障害に強いのも特徴です。

ということで、大学生活におすすめの格安Wifiは以下の3社。

とりあえず使ってみるなら→Mugen WiFi

海外利用を考えている方は→世界で使えるクラウドWi-Fiを月額3,380円でレンタル!

月額料金で選ぶなら→hy-fy

無難なのは料金が安い「Mugen Wifi」でしょうか。ご参考になれば幸いです。

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