スマホ代自腹の営業必見!格安SIMの通話料を下げる3つの方法。

「なんで俺が仕事の通話料払わなあかんねん!」

仕事でプライベートのスマホを使わされている方も多いと思います。本当は会社が支給するべきだと思いますが、自腹で払うと毎月の通話料ってけっこうな金額になってきますよね。

格安SIMの通話料は30秒/20円です。

ちょっと面倒なお客さんからクレーム入って、折り返し電話したら30分説教なんてよくあることですよね。

30分格安SIMで電話しちゃったら、900秒÷30秒×20円=600円!

怒られてるのに600円も取られるんですよ!毎営業日説教されたら、それだけで通話料1万円オーバーです。

これはちょっと我慢できないですよね。

この記事では、格安SIMの通話料金を下げる3つの方法をご説明します。これを読めば、毎月の通話料がもしかしたら無料になるかもしれませんよ。

050電話を使う。サブのスマホならこれがおすすめ。【メインのスマホは絶対NG!】

まずは050電話です。もしかしたら通話料が無料になるかもしれません。

ただし、要注意事項があるので、絶対に最後まで読んでください。

050電話ってなに?

050電話はいわゆるIP電話です。データ通信を使って電話するやり方ですね、

契約すれば「050-xxxx-xxxx」の電話番号がもらえて、ふつうに電話をかけることも受けることもできます。

僕は会社から支給されてるスマホが050電話なんですけど、使っていて全く違和感は感じません。通話品質も全く問題なしです(ドコモ回線を使ってます)。

ちなみに、050電話はデータ通信を使って電話しているんですけど、高速な通信は不要です。20kbpsあれば十分と言われてます。
(格安SIMの低速モードが200kbpsくらいなので、全く問題なしです)

データ量もほとんど食わないです。長時間通話しても、データ量を気にする必要はないです。

050電話を提供している格安SIM一覧。

050電話を提供している格安SIMは楽天モバイルとイオンモバイルの2社があります。比較のためにちょっと一覧にします。

基本料 通話料
楽天モバイル ベーシック/645円
3.1GB/1,020円
5GB/1,570円
10GB/2,380円
20GB/4,170円
30GB/5,520円
携帯電話宛10.60円/分
固定電話宛3.24円/分
イオンモバイル 1,500円
※別途SIM利用料が必要
無料

楽天モバイルは「050データSIM」というプランがあります。データ通信と050電話ができるSIMカードですね。

上の表のとおり、プランはいろいろありますが、050電話だけならベーシックで問題なしです。

ベーシックって常に低速(200kbps)で通信するプランです。ネットや動画はちょっと厳しい通信速度ですが、050電話するなら問題ないでしょう。

イオンモバイルはオプションとして050電話が使えます。

「SIM利用料」+「050電話オプション」(1,500円)が利用料になります。

SIM利用料はこんな感じです。

最も安いプランなら「データ1GBプラン(480円)」+「050電話オプション(1,500円)」なので1,980円で電話かけ放題なります。

頻繁に通話する方なら、イオンモバイルがおすすめですねー。通話料を気にせず電話できるのはうれしいですよね。

楽天モバイルの050電話はそれほどメリットないかもしれません。後述する通話アプリか電話かけ放題プランが良いと思います。

【要注意!】050電話は緊急電話(110、119)がかけれらません。

上の図が楽天モバイルの050電話注意事項なんですが、とても重要なのは110、119に電話できないことです。

目の前で火事が起こっても、犯罪が起こっても、050電話じゃ通報できないんです。

ということですので、050電話をメインにするのは絶対に危険です。ひったくりにあったとしても、家が燃えてたとしても、公衆電話まで走るか、Twitterに投稿して拡散を待つかのどちらかしか手段はなくなります。

050電話はあくまでサブのスマホとして使いましょう。

通話料が半額!通話アプリをスマホへインストールする。

通話アプリを使うと通話料が半額(30秒/10円)になります。

大手格安SIM各社の通話アプリ有無はこんなかんじです。

通話アプリ
イオンモバイル あり(30秒/10円)
DMMモバイル あり(30秒/10円)
LINEモバイル あり(30秒/10円)
楽天モバイル あり(30秒/10円)
UQモバイル なし
BIGLOBEモバイル あり(30秒/9円)

唯一自社の通話アプリがないのがUQモバイルですが、楽天が提供している「楽天でんわ」をスマホにインストールすれば、通話料半額になります。UQモバイルも通話アプリで通話料半額なります。

各社通話アプリの基本料は無料。通話した分だけ通話料がかかります。

それでも通話料が半額になるのはうれしいですよね。なぜかBIGLOBEモバイルだけ半額以下なってますけど。

10分以内の電話なら何回かけても無料に!通話定額プランに変更する。

格安SIM各社は電話かけ放題プランも準備してます。

各社特色あるので、単純な比較は難しいんですけど、ちょっと表にしてみますね。

概要 料金
イオンモバイル 10分かけ放題オプション 850円。
総額はSIM利用料+850円。
最安値は1,980円。
DMMモバイル 10分かけ放題オプション 850円。
総額はSIM利用料+850円。
最安値は1,990円。
LINEモバイル 10分かけ放題オプション 850円。
総額はSIM利用料+880円。
最安値は2,080円。
楽天モバイル
★おすすめ!
10分かけ放題プランあり 2GB:1,480円
6GB:2,480円
14GB:4,480円
24GB:5,480円
※3年目以降は1,500円UP。
UQモバイル 5分かけ放題プラン
毎月60分or120分or180分かけ放題
3GB:1,480円
9GB:2,480円
12GB:4,480円
※2年目以降は500円UP。
BIGLOBEモバイル 10分かけ放題プランあり 830円
総額はSIM利用料+830円。
最安値は2,230円。

最安値は楽天モバイルです。ただ3年目から月額料金がUPするので、ちょっと注意ですね。長く使うならイオンモバイルがいいかもしれないです。
(イオンモバイルはずっと同じ月額料金です)

【無制限電話かけ放題】これが最強。ワイモバイルのスーパーだれとでも定額。

「10分かけ放題じゃ全然話終わらないし、メインのスマホとして無制限電話かけ放題したい!」

そんな方にはワイモバイルの「スーパーだれとでも定額」です。↑の図にあるとおり、本当に誰とでも24時間365日電話し放題になります。「スーパーだれとでも定額」のオプション料は1,000円。基本料に1,000円追加するだけです。

ちなみに、基本料は↓です。

や、安い…。

この金額で電話かけ放題できてしまいます。最強です。

ただ1点注意です。基本料は2年目から1,000円UPします。まぁそれでも大手通信キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)よりかは全然安いですよね。

ワイモバイル

まとめ 頻繁に通話する人のケース別おすすめ格安SIM。

じゃあ結局どれがいいの?って話になりますので、ケース別におすすめ格安SIMをまとめてみました。

●毎月の通話時間が40分以内の人

おすすめはイオンモバイルです。イオンモバイルで契約して、スマホに通話アプリをインストールすれば、通話料が激減しますよ。

基本料最安値(音声通話ありSIM利用料):月1,130円
通話料:30秒/10円

イオンモバイル

●毎月の通話時間が40分を超えるけど、電話が嫌いで毎回短時間(10分以内)だけ電話する人

おすすめは楽天モバイルです。スーパーホーダイプランなら10分以内の電話が何回でも無料ですし、10分を超えても通話アプリをインストールしていれば30秒/10円です。

基本料最安値(スーパーホーダイプラン):月1,480円
通話料:毎回10分以内なら無料。10分を超えたら30秒/10円。

楽天モバイル

●毎月の通話時間が40分を超えて、毎回長時間(10分以上)電話する人。

おすすめはイオンモバイルの050電話です。ただし、緊急電話が使えないので、絶対にサブのスマホで使いましょう。

基本料最安値(050電話オプション込み):月1,980円
通話料:無料。

イオンモバイル

●とにかく電話をする必要があって、無制限に電話をしたい人。

おすすめはワイモバイルのスーパーだれとでも定額です。これが現状の日本では最強です。

基本料最安値(スーパーだれとでも定額オプション込み):月2,980円
通話料:無料。

ワイモバイル

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