【採用者・発注者視点】TechAcademyデメリットと卒業生の評判

最近はプログラミングスクールで勉強して、異業種からIT業界へ転職する方が本当に多いんです。

ちょっと前にTechAcademyを卒業したという20代の方といっしょに仕事をすることがありました。

で、このTechAcademy卒業生がめちゃくちゃ優秀だったのでTechAcademyについていろいろ調べたことをまとめておきたいと思います。

ちなみに、僕はIT業界に20年弱います。自分でプログラミングをすることはなくなり、プログラマーを面接し、仕事を発注し、できあがった成果物を評価する側にいます。

この人、面接した時は「若いし、経験も浅そうだし、大丈夫かなぁ」って思ってたんですけど、完成したプログラムはバグもなく、コミュニケーション能力も上々だし、全く問題なしでした。

この記事では、プログラミングスクールの受講を迷っている方に向けて、プログラマーに仕事を発注する側の観点から、TechAcademyのメリットとデメリット、そして卒業生の評価について書きたいと思います。

TechAcademy [テックアカデミー]

TechAcademy(テックアカデミー)のメリット。発注側ここを見ている。

まずはTechAcademyのメリットについて書いておきたいと思います。発注者の観点から見たメリットですので、

「あー、こういうことを学んでおいてもらえると信頼できるなぁ」

っていう観点で書いてます。

【TechAcademy(テックアカデミー)のメリット①】現役プログラマーと話す機会を得られる。

正直なところ、プログラミングって楽しいだけではありません。プログラミングを仕事にすれば、原因不明のバグと戦い、納期のプレッシャーにさらされることが日常です。
(趣味でプログラミングをするのは楽しいんですけどね)

もちろん、その分収入は高いし、社会の情報インフラ構築を担うことで承認欲求を大きく満たせる仕事です。

TechAcademyは現役のプログラマーから直接指導を受けられます。

日々、原因不明のバグと戦い、納期のプレッシャーにさらされている現役プログラマーと話す機会があるってかなり大きなメリットですよ。

  • 仕事上の苦労「プログラマーって大変ですか?」。
  • モチベーションの保ち方「プログラマーって続けられる仕事ですか?」。

ぜひこんなことも現役プログラマーに聞いてみてください。こんなこと聞ける機会はなかなかないので。

【TechAcademy(テックアカデミー)のメリット②】受講後も最新のテキストを参照できる。

冒頭に書いた卒業生の方にテキスト見せてもらいましたが、まぁ懇切丁寧です。

本屋さんで売っている市販の入門書より、圧倒的にわかりやすく、仕事で役立つことを中心に書かれています。

いざプログラミングを仕事にしたときに、

「あれ?これ、どうだったけな?」

って作業が止まることってけっこう多いです。

発注者側は生産性の高い人材に仕事を依頼したいものです。

「あれ?これ、どうだったけな?」

って3日間くらい作業を止められてはちょっと悲しい…。

そんなときに調べる手段としてTechAcademyの最新のテキストを参照できることは大きなメリットになります。

また、このテキストは随時アップデートされます。常に最新の情報を取り込んだテキストを受講後も参照できれば、生産性かなり上がります。

【TechAcademy(テックアカデミー)のメリット③】受講者にとってのメリットもあげておきます。

受講者にとってうれしいメリットもありますよね。

  • 短期集中型。「4週間でプロフェッショナルに!」がコンセプト。
  • 授業料は比較的安め。初心者コースで89,000円から。
  • 全てオンラインで解決。地方の方でも簡単に受講できる。

プログラミングスクール比較の基準にしてみてください。

TechAcademy(テックアカデミー)のデメリット。発注側はここを改善してほしい。

発注者側の観点から改善してほしいのは1点です。

  • もっとヨコのつながりを。

ヨコのつながりっていうのは受講者間のつながりですね。

受講者同士で教え合う・助け合うってとても大切で、実際の仕事の場でも自分が作ったプログラムを説明したり、他人が作ったプログラムを評価して学ぶことって本当に多いんです。

受講者間のつながりがあれば、他人がつくったプログラムを評価したり、自分が作ったプログラムを説明して評価されること機会が必然的に生まれます。

これ、本当に重要です。自分の殻に閉じこもって、自分だけで完結するプログラマーは成長しません(それで成長していくのは一部の天才プログラマー)。

オンラインで学ぶ上では仕方ないことかもしれませんが、受講者間の距離を縮める仕組みは必要だと思います。

TechAcademy(テックアカデミー)卒業はIT業界への転職・就職に有利となるのか。

発注者・採用者からすると

「TechAcademyで学んでました!」

ってどれくらいの効力あるんでしょうか?その一言で採用されたり、仕事もらえたりするのでしょうか?

【TechAcademy(テックアカデミー)卒業は有利になるか】新卒・第二新卒編

超絶有利になります。

面接の場で

「TechAcademyっていうプログラミングスクールで学んでました。」

って言われたら、僕ならA判定します。

なぜか。

「プログラミングのスキルがある!即戦力だから採用!」

っていう気は全くありません。新卒・第二新卒の方なら現場で失敗を重ねて勉強してもらえばいいんです。

採用者が評価する点は「意気込み」と「学ぶ姿勢」です。

学生や若い方にとってプログラミングスクールの受講料ってバカにならない金額ですよね。それこそ、1ヶ月~2ヶ月くらいバイトしてようやく稼げる金額です。

それを自分に投資して勉強する意気込みと学ぶ姿勢を採用者は見ています。

TechAcademyで学んだことを面接でアピールしまくりましょう。頑張ってバイトして貯めたお金で通ったっていう話をして涙を誘いましょう。
(両親からもらったお金で通ったとしてもウソつきましょう)

採用への道はグッと近くなります。

【TechAcademy(テックアカデミー)卒業は有利になるか】社会人の転職編

有利になります。けれども、新卒・第二新卒ほどではありません。

社会人の転職になると

  • コミュニケーション能力。
  • 業務知識(金融とか製造とか物流とか人事とか会計とか総務とか、なんでもいいから詳しい分野)。
  • ITの知識

この3点の合わせ技で評価されます。

コミュニケーション能力と業務知識は日々の仕事で、IT知識はTechAcademyで継続して学んでいけば、IT業界への転職は遠くありません。

むしろ、コミュニケーション能力と業務知識のある方はIT業界では重宝されます。

頑張れば、外資系コンサルとかに転職して年収1,000万円超も夢ではないですよ。

まとめ TechAcademy(テックアカデミー)は優秀。

冒頭に書いたTechAcademy卒業者についてもうちょっと詳しく書くと、

  • 大学を卒業して小さな出版社へ就職。
  • 出版業界の先行きに不安を感じ、27歳のときに働きながらTechAcademyで学ぶことを決意。
  • 当時は全くのIT初心者(WordとEXCELが使える程度)だったので、TechAcademyの「はじめてのプログラミングコース」「Webアプリケーションコース」を受講。
  • 学んだ期間は3ヶ月。費用は総額20万円程度。
  • 28歳のときにIT企業へ転職。→いまここ。

だそうです。

年収上がったか聞きたかったんですけどねー。そこはビジネスマナーとしてNGですよね。

TechAcademyは効率よくプログラミングの勉強ができると思います。まずは無料体験コースで気軽に試してみることからスタートです。

TechAcademy [テックアカデミー]

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