IT業界に身を置いて20年弱になりますが、IT業界ってほんとに人足りてません。
- 仕事が山ほどある。
- 予算もまぁまぁ潤沢にある。
- けど人だけ足りない。
20年弱IT業界にいて、仕事と予算がフッと消えたのってリーマンショックの2008年・2009年くらいだけかなぁと思います。それ以外はいつでも仕事は山盛り予算はほどほど人は足りてない状態。
ほんとに人が足りないので、大きな案件が入ってくると
「えっ…」
っていうおじいちゃんが大手企業から送り込まれたりするのがこの業界です。
(で、このおじいちゃんがなかなかの働きをします)
社会人の皆さん。AIに仕事奪われるとか世の中で言われてますけど、皆さんの仕事を奪っていくのはIT業界ですよ。
仕事を奪う側に回ってみませんか?
しかし、全くの初心者が就職できるほどIT業界は甘くありません。かといってIT業界って皆さんが思うほど難しいわけでもなく、基礎的なITの知識があればひとまず就職できます。
基礎的な知識を即効で学べるのがプログラミングスクール。プログラミングスクールで基礎的な知識を学び、
- これまで職歴で得たリーダー経験。
- なんでもいいから業務知識(製造とか保険とか物流とか人材派遣とか経理とか人事とか総務とかなんでもOK)。
があれば、なんとかIT業界に潜り込んで、仕事奪う側に回れます。
ただ、いきなりプログラミングスクールでITの基礎知識を学べ!なんて言われても、どうやってプログラミングスクール選べばいいのかわかんないですよね。なんだよ、プログラミングスクールって!
この記事では、IT業界への転職を考えている社会人の方に向けて、プログラミングスクールの選び方をたった一つに絞って書いてみたいと思います。
【社会人のプログラミングスクール選び方はこれだけでOK】目的をボンヤリ考えてみる。
- 大企業で大きく稼ぎたいならJAVA、システム開発の流れ(ウォーターフォールモデル)を勉強しておけば十分です。
- ベンチャー企業で世の中にないサービスを作って一発当てたいなら、Ruby、Linux、Webデザインを学んでおくと良いです。
プログラミングスクールに通う目的を考えてみましょう。ひとくちにプログラミングといっても、目的によって学ぶことは変わってきます。
じゃあ目的ってなんだろう?ってことですけど、パッと思いつくのはこんなかんじです。
- いま働いている会社のIT部門へ異動したい!もしくは、無理やり異動させられた!
- IT業界へ転職して年収UPしたい!
- ちょっと試してみたいアイデアがあって、それにはITの知識が必要。うまくいったら起業したい!
ここでは多くの人が学ぶきっかけとなる転職について考えてみたいと思います。
【プログラミングスクールに通う目的は転職】狙うは大企業?これから成長していくベンチャー企業?
ここでいう大企業はNTT・日立・NEC・富士通・マイクロソフト・IBM・オラクルといった日本国内で有数の大企業、もしくはその傘下にあるIT系企業になります。
ベンチャー企業っていうのは少数精鋭で世の中に新しいWEBサービスを展開していく企業ですよね。ベンチャーから始めて成功していったのが楽天やサイバーエージェントです。
ものすごいざっくりですが、大部分の方が考える転職先は大企業(もしくはその傘下の企業)、もしくはベンチャー企業に分かれるのではないでしょうか。
【プログラミングスクールに通う目的は転職】大企業とベンチャー企業で何が違うの?収入はどっちが上?
僕は大企業のエンジニアといっしょにお仕事をすることもありますし、社員5人とかのベンチャー企業の社長から売り込むを受けることもあります。
そんな経験を踏まえた経験から表をつくりました。僕の独断です。
収入 | 仕事内容 | 安定感 | |
大企業 | 高い。 40代で1,000万円超えることも十分あり。 |
お客さんの要件に従ってシステムを構築。 | かなり安定。 労働基準法厳守。 |
ベンチャー企業 | そこそこ。 40代で500万~600万円。 経営層になれば破格。 |
世の中にないサービスを自分たちで考えて構築。 | そこそこ不安定。 労働基準法が守られているか不透明。 |
大企業は年収が高く、安定してます。むかしは人海戦術で無茶苦茶な仕事の仕方をしてましたが、最近はどこも労働基準法厳守です(おそらく…)。
仕事の内容はお客さんの要件を聞いて、最適なシステム構成を提案し、コツコツ作り上げていくことが多いです。決まった枠組みのなかで考えるのが好きな人に向いてると思います。
一方、ベンチャー企業は当たればデカいです。年収だって当たれば上がるし、当たればかなり女の子からモテます(ほんとです。モテます)。世の中にないものを作っていかなければならないので、自由な発想が得意な人が向いてるでしょうねー。
【プログラミングスクールに通う目的は転職】大企業とベンチャー企業で勉強することは違う?
大企業とベンチャー起業で求められる知識・技術は異なります。例えていうなら、同じ製造業でも自動車を作るのと冷蔵庫を作るくらい違います。
大企業に潜り込みたい | ・業務系システムのプログラミング知識(Java、C#等) ・業務知識(製造に詳しい、物流に詳しい、金融に詳しいとか) ・システム開発の流れに関する知識(ウォーターフォールモデル、アジャイルとか) |
ベンチャー企業で一発当てたい | ・WEBアプリの開発知識(Java、Ruby、PHP等) ・スマホアプリの知識(Objective‐C、Swift、Java) ・WEBデザイン(HTML+CSS+JavaScript) ・Linuxに関する知識 |
※横文字がいろいろでてきましたが、一旦は読み飛ばしてください。
大企業がお客さんから頼まれて作るシステムは使う人が限られた企業向けの業務システムです。ミスは許されないので、時間とお金と人をかけて、品質を作り込むようなイメージですね。なので実績がある「枯れた技術」を使うことが多いんです。
一方で、ベンチャー企業は「速く安くかっこよく」です。最新の技術を取り入れて、バンバン新しいサービスを世の中へ展開していかないと会社が成り立ちません。いまだったらWEBだったりスマホの技術者が重宝されます。
プログラミングスクールってコース制になっていて、学べる技術が違います。Rubyというプログラミング言語を勉強しても大企業で使うことはあまりありませんし、逆にC#というプログラミング言語を勉強してもベンチャー企業で使われることはほぼ無いでしょう。
まずは、何を目的にして、そこに到達するには何を勉強しなければいけないのか考えてみましょう。プログラミングスクールを選ぶのはそこからです。
【IT業界へ転職したい社会人に最適】おすすめプログラミングスクール3選。
ここでご紹介するプログラミングスクールは一方的に講座を動画配信するようなプログラミングスクールではなく、わからないことをマンツーマンで質問できるプログラミングスクールです。
また、自宅でできるオンライン学習もあるので、人見知りのあなたでも大丈夫。
さらに、プログラミングを学んでみたい初心者をターゲットにしているので、「プログラミングって何?」っていう状態から始めても問題なしです。もちろん年齢だって関係ありません。
初心者から始めて、仕事で使えるレベルまでスキルを伸ばしてくれるプログラミングスクールです。
【TechAcademy】ベンチャー企業でWEBアプリ・スマホアプリを開発したいならここがおすすめ。
料金:89,000円~(はじめてのプログラミングコース4週間の料金)
学習形態:オンライン
スタートアップしたベンチャー企業でガンガンやっていきたい方におすすめなのがこちらです。リーズナブルなオンラインプログラミングスクールのTechAcademyです。コースは全部で17種類、初心者コースから、WEBアプリ、スマホアプリ、そしてブロックチェーンまで、幅広いコースが揃っています。
初心者におすすめなのが「はじめてのプログラミングコース」です。
WEBサイトをひとつ作ってみるといろいろなことが学べます。
- プログラミングの基本
- ユーザインタフェース(どうやったら使いやすくなるか、見た目がかっこよくなるか)の基本。
- データベースの基本。
基礎的なことはこのコースで全て学べます。
このコースを学べば、「あー、プログラミングもっと勉強したいなー」とか「どうやったらかっこいいWEBサイトが作れるんだろう」とか、「スマホアプリも作ってみたい!」といったような興味が芽生えるはずです。
そして強力なのがパーソナルメンター制度。特にマンツーマンメンタリングとチャットサポートです。
プログラミングって一度詰まってしまうと、そこから脱出するのに時間がかかるんですよ。あーでもない、こーでもないっていろいろ試してると、時間ばかりが過ぎていきます。
そんなとき、熟練者に聞ける環境があれば、効率的に勉強を進められます。わかんなかったら聞け、とにかく聞いて突き進めです。
いまなら無料体験が可能です。教材は天気予報のWEBアプリ開発。無料体験なのにビデオチャットのメンタリング体験や、チャットサポートを受けられます。
まずは無料体験をしてみて、続けられそうだったら「はじめてのプログラミングコース」から始めてみましょう。
【CodeCamp】隙間時間で勉強可能。外資系大企業からITコンサルティング会社まで豊富な就職実績あり。
料金:148,000円~(Webマスターコース2ヶ月の料金)
学習形態:オンライン
外資系からITコンサルティング会社まで、大企業への就職実績があるCodeCamp。オンライン・マンツーマン指導のプログラミングスクールとして日経トレンディの調査ではNo.1となったサービスです。高い学習効果が評価されテレビや新聞、ビジネス誌など多くのメディアで紹介されています。
LINEやガンホーの企業研修にも利用されているようです。実績はばっちりですね。
CodeCampでは完全マンツーマンのオンライン講座です。自宅にいながら熟練技術者にプログラミングを教えてもらいつつ、分からない点があれば即座に質問できます。
また、1対1なので人目を気にすることもないですよね。自分のペースで進められますし、初心者にありがちな「何がわからないのかわからない」といったことも熟練技術者が嚙み砕いて丁寧に教えてくれます。
ちなみにですが、技術者って自分が持ってるスキルを人に教えるのが大好きなんですよ。なんとかして自分の知識や経験を人に教えたいのが技術者の特徴です。わかんないことがあったらどんどん聞きましょう。聞いてもらえると技術者は喜びます。
効率的に、体系的にプログラミングが学べるCodeCamp。初心者におすすめのコースはプレミアムプラスです。
初心者だと何から勉強していいかわかんないですよね。
「WEBサイトを作ってみたいなぁ」とか「スマホアプリを作ってみたいなぁ」とか「かっこいいデザインを学びたいなぁ」とか、ざっくりと「やりたいこと」があると思いますが、このコースなら主要なプログラミング言語は全て学べます。「やりたいこと」に最短距離で近づけるのがプレミアムプラスコースです。
講義は受け放題なので、空いた時間にガンガン講義を受けましょう。そして質問しまくりましょう。
ただ、ちょっと料金が高めなんですよね。
2ヶ月プラン:248,000円
4ヶ月プラン:348,000円
6ヶ月プラン:398,000円
いきなりこんな高額払うのは怖い!という方には40分間の無料体験コースもあります。
体験レッスンでは、プログラミングの効率的な学び方や、CodeCampでの学習の進め方を体験できます。
また、自分に合った学習内容やスケジュールについて質問することができ、安心してプログラミング学習を始められる環境をご提供します。
まずは無料体験レッスンで感覚をつかみましょう。
ちなみにですが、僕は4ヶ月プランをおすすめします。
大手IT企業の新卒研修期間がだいたい3ヶ月。3ヶ月の研修が終わると、それなりにプログラミングができるようになってます。
2ヶ月だとちょっと短いし、6ヶ月だとちょっと長い。4ヶ月くらい受講すれば、独力でプログラミングができるようになり、わからないことはネットで調べれば解決できるレベルになってますよ!
【TECH::CAMP】国内大企業を目指すならITの知識はここで吸収するのが近道。
オンラインだと質問内容がちゃんと伝わるのかとか、講師の回答を理解できないかもって、コミュニケーションの部分に不安な方へおすすめなのが「TECH::CAMP」です。
利用料金には以下のサービス内容が含まれます。
全国に8ヵ所ある教室で、対面で講師に質問ができるんです。
プログラミングスクールで対面での質問ができるサービスは珍しいです。オンラインだけの講習が不安な方にはおすすめですね。
さらに特徴的なのが全額返金保証制度です。
1週間の受講で満足しなければ全額返金です。
「うーん。やっぱりプログラミングってよくわかんない」
「っつか、講師が何言ってるんかさっぱりわかんない」
まさかのこんな事態に陥ったとしても、全額もどってきます。これなら安心して入会できますよね。
TECH::CAMPも無料体験レッスンがあります。無料体験レッスンは教室で行われます。無料体験レッスンはこれまで15,000人が受講し、満足度98%だそうですよ。
教室での説明会、プログラミング体験会を通じて、教室の雰囲気を確かめましょう。続けられそうだったら入会ですね。
で、TECH::CAMPで学べるのはプログラミングだけではありません。システム開発に必要な問題解決力や論理的な思考力まで教えてくれます。
まとめ プログラミングスクール選びは目的をはっきりと。
プログラミングスクールの選び方は、卒業した後にどうなりたいのかっていう目的が重要です。
目的によって通うプログラミングスクールが決まり、受講するコースが決まります。
ベンチャー企業に転職して一発当てたい→TechAcademy [テックアカデミー]
大企業に転職して高い収入を得たい→プログラミングのオンラインスクールのCodeCamp
ベンチャー・大企業どちらも対応可能→【TECH::CAMP(エンジニアスクール)】
ご参考までに!