【採用者・発注者目線】講師が現役プログラマのプログラミングスクール3選

先日の記事でTechAcademyの卒業者が優秀だった件について書きました。

優秀なのは本人の努力とかセンスとかが大きいとは思いますが、たった3ヶ月の講義でIT業界にプログラマを送りだすTechAcademyの教育も見逃せません。

プログラミングスクールに3ヶ月通ったら、IT業界でやっていけるのかよ!って思われるかもしれませんが、実際やっていけてる人がけっこういるんですよね。別に彼が特別なわけではありません。

そして、TechAcademyが優れている点として、以下があります。

  • TechAcademyは現役のプログラマーから直接指導を受けられる。

ポイントは「現役プログラマー」が講師という点です。

この記事では、IT業界への就職・転職を考えていて、プログラミングスクールに通うか迷っている方に向けて、現役プログラマーが講師のプログラミングスクールをご紹介したいと思います。

第一線を退いたプログラマーから学んでもあんまり意味はないです。

  • 第一線を退いたプログラマーは最新の技術から置き去りにされてます。
  • 第一線を退いたプログラマーは仕事でプログラムを書いてません。プログラムは書き続けないとすぐ忘れます。

第一線を10数年前に退いた僕が言うのだから間違いありません。

僕が手を動かしてプログラムを書いていたのは、新卒で入社してから4年目くらいまででしょうか。20代後半からは上流工程からプロジェクトマネジメントを担当するようになり、プログラマーに仕事を発注する側に回っています。

当時は「@it」を毎日欠かさず読み、オライリーの本を買って勉強し、CやJAVAを使ってガリガリと朝から晩までプログラムを書いていました。

で、20代後半になり上流工程を担当してプログラムを書かなくなると、もうね、ほんとに数ヶ月できれいさっぱりと忘れましたね。

人が書いたプログラムが全く読めない、自分で書こうとしても手が動かない。プログラムって継続していかないとすぐ忘れちゃうんです。
(僕に適正がないだけかもしれませんが…)

そして、第一線を退いたプログラマーは新しい技術から離れていってしまいます。新しい技術はプログラミングの現場で自分で手を使って動かしてみないと身に着きません。

「この技術はどういった場面で使えるのか。これまでの技術と何が違うのか」

っていう視点で考えられなくなっていくんですよね。仕事上の必要に迫られないので。

第一線を退き、「まぁ、プログラミングスクールで初心者に教えて食っていくかぁ」っていう専業講師から学んではいけません。そこから学べることは実践的でない、古くて陳腐な技術です。

プログラミングスクールの講師は「現役プログラマ」こだわるべき。

  • 現役プログラマーは常に仕事でプログラムを書いてます。
  • 現役プログラマーはみなさんが思ってるほど怖くありません。優しくて、親しみやすいですよ。

ということですので、プログラミングスクールの講師は現役プログラマにこだわるべきです。

汗をかきながら効率の良いロジックを考え続け、常に最新の技術を追い求め、日々納期のプレッシャーにさらされている現役プログラマから学ぶべきです。

開発の現場に立ち続けないと、スキルはすぐに錆びつきます。プログラミングも開発の方法論も常に進化していきます。

でも、そんな凄腕現役プログラマーって怖そうですよね。コミュ力無さそうだし。職人肌っぽいし。

実際に開発の現場に出てみるとわかるんですけど、プログラマーって自分の技術を誰かに披露したいんですよ。自分の知ってることを他人に教えるのが楽しくて楽しくて仕方ないって人がけっこうな割合でいます。

まぁ確かに人と話すことが苦手そうな人もいます。でも、プログラミングスクールは現役プログラマなら誰でも講師に採用しているわけじゃありません。それなりにコミュ力ある人を選別して採用してます。

プログラミングスクールで講師を選ぶなら、メインの仕事はプログラマーで、バイト感覚のお小遣い稼ぎぐらいの気持ちで講師をやってるくらいの力の抜けた人がいいです。世の中に逆行してますけど、OLの腰かけ程度の気持ちで講師やってる人から学ぶことは多いですよ。

講師が「現役プログラマー」のプログラミングスクール3選。

以上、プログラミングスクールでは現役プログラマーから学ぶべき理由を書きました。

専業講師は避けるようにしましょう。学ぶなら、バイト感覚で講師をやってる兼業現役プログラマーからです。

最後に、現役プログラマーから学べるプログラミングを3つほどご紹介しておきます。

【TechAcademy】現役プログラマーにオンラインで教えてもらうならテックアカデミー。




TechAcademyは実績ありますからね。講師は現役プログラマーです。

講義は基本オンラインです。講師と同じ画面を見ながら、あーでもないこーでもないとやっていくスタイルです。

プログラミングスクールって大都市に集中してます(東京・大阪・名古屋)。なので、地方にお住まいで、プログラミングを学びたいという方には、TechAcademyのオンライン講義おすすめです。

TechAcademy [テックアカデミー]

TECH::CAMP】現役プログラマーに対面の講義で教えてもらうならテックキャンプ。




対面で現役プログラマから様々なことを学びたいならテックキャンプです。対面のプログラミングスクールって実は珍しいです。

ただし、テックキャンプは専業講師もいるんですよね。テックキャンプの講師陣がどれくらいのスキルがあるのか、確かるためにはまず無料体験会に参加です。無料体験会で講師のレベルをチェックでしましょう。

ちなみに、教室は東京都心、梅田、名古屋にあります。通うのが難しい地方の方はTechAcademyがおすすめですよ。

TECH::CAMP(エンジニアスクール)

【侍エンジニア塾】フリーランスの講師が多い!フリーランスを目指す方なら侍エンジニア塾。



フリーランスエンジニアの講師が多いのが侍エンジニア塾です。

プログラミングが書けるようになれば、それこそフリーランスとして独立することも可能です(個人事業主として仕事をしているプログラマーはけっこう多いです)。

フリーランスを目指す方なら、侍エンジニア塾おすすめです。フリーランスって仕事の取り方とか、断り方とかけっこう大変みたいですので、そんなことも勉強できますよ。

ただ、僕の個人的な経験ですけどフリーランスの方って本当に当たりはずれが大きい…。デキる人はものすごいデキるし、ダメな人は本当に何もできません(就職先のない自称フリーランスがけっこういます)。

侍エンジニア塾も無料体験レッスンがあるようなので、講師のレベルを見極めてから受講するようにしましょう。

ちなみに、フリーランスは若い人ほど優秀です。就職氷河期世代のフリーランスは正社員になれないまま、否応なしにフリーランスになったケースが多いです。

【Samurai】

まとめ プログラミングスクール選びで迷ったら、現役プログラマーが講師にいるかを基準に。

プログラミングスクールを選ぶ基準は↓のリンク先に書きました。

【たった1つ】IT業界へ転職したい社会人のプログラミングスクール選び方

最も大切な基準はプログラミングスクール修了後にどうなりたいかです。

「どうなりたいか」かが明らかになっていれば、自ずと選ぶプログラミングスクールは決まりますが、どうしても迷ったら

  • 講師は現役プログラマーか。

っていう観点も入れてみてください。きっと役に立ちます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする