背中に背負う荷物が明らかに軽い40代独身男性。
身軽ですよねー。自由ですよねー。
そんな40代独身男性に生命保険は必要なんでしょうか?
(ここでいう生命保険は死んだらもらえるお金を受け取れるやつです)
日本人全体では8割が生命保険に加入しているそうです。そして最も加入率が高いのは40代~50代。まさに我々の世代ですね。
生命保険文化センターの平成28年度「生活保障に関する調査」によると、生命保険に加入している人は男女とも多く、男性では80.6%、女性では81.3%となっています。前回(平成25年度)の調査より男性は0.3ポイント、女性は0.6ポイント減少しています。
また、性・年齢別に生命保険加入率をみると、男女とも40~50歳代で高くなっています。
参考:生命保険に加入している人はどれくらい?
独身の我々からすると、
「僕が死んだところで、誰かに何かを残す必要ないしなー」
っていう方が大半かと思いますし、大部分の独身男性に生命保険は要らないと思います。
生命保険にかけるお金があるなら、そのお金で人生楽しんだほうがいいんだろうなと。
ただし、一部の40代独身男性は生命保険の加入を検討してもいいと思うんです。
そもそも生命保険ってなに?
独身だと生命保険なんて見向きもしてないですよね。
死んだらお金を受け取れる生命保険には大きく2種類あります。
●定期保険
いわゆる掛け捨ての保険。期間が決まっていて、その期間中に死んだらお金を受け取れる。
●終身保険
貯蓄性のある保険。保障が一生涯続いて、死んだらお金を受け取れるし、途中で解約したら解約返戻金を受け取れる。
概ね、こんなかんじです。
40代独身男性に必要になる可能性があるのは終身保険です。
終身保険が必要となる40代独身男性とは???
「いや、でも、やっぱり僕が死んでも経済的に困る人いないからなぁ」
そう思いますよね。でも終身保険は死んでしまっても、生き残っても、どちらでもお金を受け取ることができるんです。
- 自分が死んだとき、親兄弟に何かしら残したい人。
- 自分が死んだとき、葬式代くらいは残したい人
- 自宅や車のローンが残っている人。
- 老後の資金準備をしたい人
こんな40代独身男性なら終身保険を検討してみてもいいと思います。
身内を保険金の受け取り人に指名しておいて、自分が死んでしまったら後の処分をお願いしておいてもいいし、生き残ったら老後の資金にすればいいですからね。
生命保険ってどこで加入できるの?
生命保険の加入の仕方は主に4つです。それぞれ特色ありますが、僕がおすすめするのは保険ショップです。
生命保険会社の営業職員
これ、絶対NGです。生命保険会社の営業職員のおすすめで終身保険に加入してはいけません。
大切なのでもう一度言います。
生命保険会社の営業職員から終身保険を買ってはいけません!
生命保険会社の営業職員は所属する会社の生命保険しか知りません。他の会社の生命保険を知らないんですね。生命保険の比較ができないので、お客さんのニーズに合った生命保険を提案することができないんです。
そしてもう1点。営業職員を抱えている生命保険会社は高コスト体質です。営業職員に給料を支払わなければならないので。
必然的に、終身保険の保険料も高く設定されることになります。
会社や自宅に生命保険会社の営業職員(おばちゃん)が来たら、相手にするのはやめましょう。
銀行
銀行は数社の生命保険を扱っているので、ある程度他社比較はできます。しかし、以下の理由から銀行からも買ってはいけないと思います。
・銀行員は銀行業務のプロではあるが、生命保険の知識は貧弱なことが多い。
・銀行員は我々の年収と貯蓄額を知っている。
重要なのは2点目です。年収と貯蓄額、日々の生活費まで知られているので、「これくらいの保険料なら払えるだろう」という予測の元に生命保険をおすすめしてくるんですよね。
従って、必要十分な補償内容ではなく、過剰な補償内容(保険料高め)になることが非常に多いです。
お金の流れを知られているというのは怖いことです。ちょっと大きなお金が入ればすぐに生命保険・医療保険や投資信託をおすすめしてくるのが銀行員。あまり深いおつきあいはしない方がいいでしょう。
ネット通販型の生命保険
最近よく見かけるネット販売型の生命保険。
魅力はその安さですね。ネットで販売しているので人件費が安く抑えられ、その分保険料も安くなります。
ただし、仕組みが複雑な生命保険。だれかに相談してから決めたいですよね。できれば対面で相談してから加入する生命保険を決めたい。
万が一の事態が発生してから、「えっ!こんなはずじゃなかった!」っていうことになっては遅いですし。
ネット通販型の生命保険は、ある程度生命保険の知識がある40代独身男性向けかと思います。
保険ショップ
僕がおすすめするのは保険ショップです。保険ショップを利用するメリットは以下の3点です。
・保険ショップの担当者の知識。ライフプランへのアドバイス経験値。
・相談無料。無理に買う必要がない。
何よりも大きいのが1点目です。保険ショップだと国内大手から中堅、または外資の生命保険会社まで幅広い商品を扱ってます。それこそ40社とか扱ってることも珍しくありません。
生命保険って一見似たようなものなのですが、各社独自色を出そうとして競い合ってるんですよね。40社が販売する生命保険の内容を熟知し、お客さんのライフプランに合わせた提案ができるのは保険ショップだけです。銀行も生保レディーもできません。
40代独身男性におすすめの保険ショップ
世の中に砂の数ほどある保険ショップ。最近は競争が熾烈で、商品券がもらえたり、自宅まで訪問してくれたり、会社様々な特色を打ち出してきてます。
そんな中、僕がおすすめするのはこの2社です。共通なのは十分時間を取って相談に乗ってくれること。そして相談は無料であること。
相談したら保険に絶対入らなければいけないってこともないし、タダなんだから軽い気持ちで行ってみたら?くらいの感じで友人にはすすめてます。
保険見直しラボ
30社以上の保険会社を取り扱う保険見直しラボです。訪問型なので、自宅や会社や最寄駅まで来てくれます。
僕の友人何人かが相談したことがありますが、営業されるわけではなく、親身に話を聞いてくれたとのこと。30社の生命保険をいっしょに比較し、結果的に毎月の保険料は5,000円程度安くなったそうです。
保険田マイケル
名前の由来はわかりませんが、MDRTという資格を持つ世界67か国のTOP6%のフィナンシャルプランナーを紹介してくれるサービスです。利用者に専属のフィナンシャルプランナーが就くイメージですね。
僕の友人が紹介されたフィナンシャルプランナーは30代後半男性で、いかにも「できる男」だったそうです(雰囲気は竹野内豊)。見た目だけでなく、幅広い保険の知識があり、現在から子供が成人し、自分が定年を迎えるまでのライフプランが描けたということでした。
世界67カ国TOP6%の 金融・保険の専門家『保険田マイケル』
保険ショップへ相談する前に考えておくこと
タイトルとは裏腹ですが、相談前に難しいことを考えておく必要はありません。保険ショップとの初回相談、もしくは相談予約時に、スタッフからヒアリングがあるので、その内容について考えておけばOKです。
ただし、相談前に心しておかなければならないのは、自分の人生は自分が一番よく知っているということ。つまり、スタッフの言うことを鵜呑みにしないことです。
スタッフは悪意をもって接することはないと信じてますが、数多くある生命保険・医療保険から、完全にお客さんの希望に一致した商品を探し出すことは難しいのです。
そういった事情から、僕が友人にいつも伝えているのは、「保険ショップの提案内容を比較すること」という点です。
少なくとも2社の提案内容を比較し、納得できるほうを選択するのがベストだと思います。