40代独身男性に医療保険は必要?

40代になるとそろそろ身体がガタガタになる予感してきますよね。

「あれ?C判定多くない?」「再検査かよ…」

人間ドックの結果に一喜一憂するのが40代です。おっぱいのカップ以外でアルファベットに一喜一憂するのは人間ドッグの結果くらいです。

そうなると気になるのが医療費ですよね。万が一、入院したとしてお金足りるのかなぁと。

医療保険は病気になったとき、治療費の一部を負担してくれる保険です。

  • 入院したときの一時金が支払われる。
  • 入院1日につき給付金が支払われる。
  • 手術1回につき一時金が支払われる。
  • 先進医療を受けた際に、技術料が支払われる。
  • 通院1回につき給付金が支払われる。

こんなケースでお金をもらえるのが医療保険です。医療保険も日本人には大人気です。

医療保障に対する私的な経済的準備の状況をみると、「準備している」は84.2%、「準備していない」 は14.1%となっている。 具体的な準備手段をみると、「生命保険」が最も高く72.9%、以下「預貯金」(42.0%)、「損害保険」 (20.9%)の順となっている。
参考:平成28年度 生活保障に関する調査 

まさかのケガ・病気の備えを準備しているひとが84.2%、その準備に最も多く利用されているのが医療保険ということですね。

40代独身男性に医療保険は必要なの?

医療保険が必要かを考えるとき、まず知っておく必要があるのは高額医療費制度です。日本の公的保険(健康保険)って叩かれまくってますけど手厚い保障内容なんです。

高額療養費制度について
医療費の家計負担が重くならないよう、医療機関や薬局の窓口で支払う医療費が1か月(歴月:1日から末日まで)で上限額を超えた場合、その超えた額を支給する「高額療養費制度」(こうがくりょうようひせいど)があります。
上限額は、年齢を所得に応じて定められています。
また、いくつかの条件を満たすことにより、負担を更に軽減するしくみも設けられています。
参考:高額療養費制度について

健康保険にさえ加入していれば、どんなに医療費がかかったところで、個人が払う上限は決められています。

具体的には下表のようなかんじですね。
(以降、69歳以下についてのみ記載します)

年収 上限額
年収約1,160万円~ 252,600円+(医療費-842,000)×1%
年収約770~約1,160万円 167,400円+(医療費-558,000)×1%
年収約370~約770万円 80,100円+(医療費-267,000)×1%
~年収約370万円 57,600円
住民税非課税者 35,400円

例えば、年収450万円(40代の年収中央値ですね)のひとが、月の医療費60万円(1日2万円が入院時の医療費平均だそうです)かかった場合、

80,100円+(600,000円‐267,000円)×1%=83,430円

83,430円が毎月支払う医療費の上限となります。

さらに、過去12か月以内に3回以上、上限額に達した場合は、4回目から上限額が下がります。

年収 上限額
年収約1,160万円~ 140,100円
年収約770~約1,160万円 93,000円
年収約370~約770万円 44,400円
~年収約370万円 44,400円
住民税非課税者 24,600円

先ほどの例と同じく年収450万円の場合、上限は44,400円です。手厚いですね。

医療保険の目的は公的保険で不足する部分の補填

かなり手厚い日本の公的保険。この上限額を貯蓄で払えるのであれば、医療保険は不要です。

ただ、日本の公的保険でカバーできるのって最低限の医療費のみです。入院してみると、あれやこれやと必要なものが結構出てきます。

  • 差額ベッド代(個室代)
  • 交通費
  • 入院中の生活雑貨
  • 公的保険では対象外の医療技術、薬、器具

これらの費用まで含めて、貯蓄で支払えるかを考える必要がありそうですね。

公的保険をいつまで頼りにできるのか

そして、この手厚い水準の公的保険をいつまで持続できるかも考える必要がありそうですねー。(医療保険の自己負担額はじりじりと引き上げられてますよね)

さらに、医療の進歩に公的保険が追いつけません。公的保険でカバーできない自由診療が増えている実態があります。

お金があれば…助かったのに…。

そんなことになったら悔やんでも悔やみきれないですよねー。そんな思いのまま死ねない!

現状の公的保険は破綻することはないと思いますが、自己負担額は今後も引き上げられていくでしょう。医療費はちょっと多めに見積もっておいていいと思います。

結論

「高額医療費制度あれば安心だなー!貯金もあるから医療保険なくてもいいや!」

と思わずに、もう一度よーく考えてみましょう。僕たちが50代になって、病気になったときは、いま以上に医療費が必要になると思います。

それでも貯蓄の取り崩しで医療費を支払える自信があれば医療保険は不要です。ちょっとでも不安があれば、一度保険ショップへ相談してもいいかもしれないですね。

保険ショップのスタッフは医療費の事情にも詳しい人たちばかりです。気軽に相談してみましょう。

40代独身男性におすすめの保険ショップ

世の中に砂の数ほどある保険ショップ。最近は競争が熾烈で、商品券がもらえたり、自宅まで訪問してくれたり、会社様々な特色を打ち出してきてます。

そんな中、僕がおすすめするのはこの2社です。共通なのは十分時間を取って相談に乗ってくれること。そして相談は無料であること。

相談したら保険に絶対入らなければいけないってこともないし、タダなんだから軽い気持ちで行ってみたら?くらいの感じで友人にはすすめてます。

保険見直しラボ

30社以上の保険会社を取り扱う保険見直しラボです。訪問型なので、自宅や会社や最寄駅まで来てくれます。

僕の友人何人かが相談したことがありますが、営業されるわけではなく、親身に話を聞いてくれたとのこと。30社の生命保険をいっしょに比較し、結果的に毎月の保険料は5,000円程度安くなったそうです。

たくさんある保険を一人で選ぶの?【保険見直しラボ】



保険田マイケル

名前の由来はわかりませんが、MDRTという資格を持つ世界67か国のTOP6%のフィナンシャルプランナーを紹介してくれるサービスです。利用者に専属のフィナンシャルプランナーが就くイメージですね。

僕の友人が紹介されたフィナンシャルプランナーは30代後半男性で、いかにも「できる男」だったそうです(雰囲気は竹野内豊)。見た目だけでなく、幅広い保険の知識があり、現在から子供が成人し、自分が定年を迎えるまでのライフプランが描けたということでした。

世界67カ国TOP6%の 金融・保険の専門家『保険田マイケル』



保険ショップへ相談する前に考えておくこと

タイトルとは裏腹ですが、相談前に難しいことを考えておく必要はありません。保険ショップとの初回相談、もしくは相談予約時に、スタッフからヒアリングがあるので、その内容について考えておけばOKです。

ただし、相談前に心しておかなければならないのは、自分の人生は自分が一番よく知っているということ。つまり、スタッフの言うことを鵜呑みにしないことです。

スタッフは悪意をもって接することはないと信じてますが、数多くある生命保険・医療保険から、完全にお客さんの希望に一致した商品を探し出すことは難しいのです。

そういった事情から、僕が友人にいつも伝えているのは、「保険ショップの提案内容を比較すること」という点です。

少なくとも2社の提案内容を比較し、納得できるほうを選択するのがベストだと思います。

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