さて、前回まででインデックスファンドを購入する証券会社が決まりました。
口座開設ってちょっと面倒ですよね。ネットで申請すると口座開設申請書みたいなのが自宅に送付されてきて、いろいろ書いて送り返して終了。
でも、ここさえ乗り切ればもう僕たちは投資家、資本家なんです!
あとは悩んで決めたインデックスファンドへ愚直に資産を配分するだけです!
インデックスファンドを購入する 初期投資編
これまでの社会人生活で貯めてきた資産。全額一気にインデックスファンド購入するってちょっと勇気がいると思います(僕はできませんでした・・・)。
投資の利益率って購入したタイミング(インデックスファンドを購入した時期)にはあまり左右されないことが過去のデータからわかっているそうなんですけど、やっぱりそれでも踏み切れないのが人の心だと思います。購入した翌日大暴落したらどうしよう、あるいは、もっと相場が安くなって有利に購入できる時がくるのではないかって考えちゃいますよね。
そこで僕はちょっとずつちょっとずつ、1年計画で買うようにしました。
具体的には
・まずは資産の1/4で一気にインデックスファンドを買ってしまう(悩んで決めたポートフォリオに従って)。
・残った3/4の資産を12で割った金額(つまり、全資産の1/16)で1年間、毎月1回インデックスファンドを買い続ける(悩んで決めたポートフォリオに従って)。
っていうかんじですね。
例えば、1,000万円を投資するとしたら、まず250万円を初期投資する。そして残り750万円、これを12ヶ月で割った62.5万円で1年間毎月1回投資する。こんなかんじです。
投資を始めた当初の1年間は相場が上がったり下がったりしていたので、結局意味あったのかなかったのかわかりませんが、精神的には落ち着いてました。下がったら安く購入できると喜び、上がったら資産が増えたと喜ぶ。大切なのは世界は右肩上がりで繁栄していくし、相場だって長い目でみれば右肩上がりになるという楽観的な考え方なのかもしれません。
インデックスファンドを購入する 毎月編
多くの40代独身男性は毎日せっせと働き、毎月決まった日に給料をもらっていると思います。毎月の生活費を支払い、残った分は銀行の口座に貯めておくっていう方が多いのではないでしょうか。僕もそんなふうにお金の管理をしていたのですが、投資を始めたことでちょっとやり方を変えてみました。
【投資を始める前】
銀行口座に給料が振り込まれる
↓
日々の生活に使うお金を支払う
↓
残った金額はそのまま銀行口座においておく
【投資を始めた後】
銀行口座に給料が振り込まれる
↓
毎月定額でインデックスファンドを購入する(自動引き落とし)
↓
日々の生活に使うお金を支払う
↓
残った金額はそのまま銀行口座においておく。
↓
ある程度銀行口座にお金が貯まったら、証券の口座にお金を移動してインデックスファンドを購入する
お金を使う前にインデックスファンドを毎月定額で購入するんです。所謂積み立てですよね。
ネット証券はどこも毎月積み立てサービスというのをやってます。毎月定額(賞与の月には増額も可能)を銀行口座から引き落として、利用者が決めた投資信託を自動で購入するサービスです。これ、活用するべきです。
給料から天引きして積み立てってとても強力です。天引きされて残された金額でやりくりするしかないので、どうやってもお金は貯まっていく。僕はちょっと挑戦的な額を毎月積み立てます(給料の半分、賞与は全額)。
仕組みを作ってしまえばあとは考えることもなく、自動的に進んで行きます。あとは毎月一回くらい資産額をチェックするくらいです。らくちん。やることなし。
それと、ある程度銀行口座にお金が貯まったら証券口座にお金を移動してます。そしてこのお金は年1回やってるリバランスという作業に使うことにしてます。
リバランスについて
僕がやっている投資方法はこれまで説明したとおり、仕組みさえ構築してしまえばやることがないんですけど、年1回だけリバランスという作業をしてます。
リバランス・・・資産をポートフォリオに従って再配分すること。
長いこと投資をしているとポートフォリオは崩れていきます。平均株価が上がれば、株価の比率が高くなり、平均株価が下がれば、債券の比率が高くなる。崩れた比率を元に戻してあげるのがリバランスですね。
このリバランスという作業、リスクを下げてリターンを上げるという効果があります。高値の株式を売ることで利益確定の効果、あるいは安値の株式を買いますことで平均取得単価を下げる効果があるんでしょうね。
とある調査では、リバランスを1年ごとに実施することで、リターンを0.8%上げ、リスクを2%下げる効果があったそうです。
リバランスはあまり頻繁にやり過ぎてもよくないし、ほうっておき過ぎるのもよくないので、僕は年1回12月にリバランスを行ってます。少なくとも3年に1回やっておけばよさそうですね。