40代独身男性はがんなんて他人事ですよね。いつかはがんに罹るかもしれないけど、まだまだ先のことだろうと。
がんは怖いですよね。よくみる日本人の死因ランキングはこうなってます。
(参考:死因順位(第5位まで)別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合)
第1位 悪性新生物(がん)
第2位 心疾患
第3位 脳血管疾患
第4位 肺炎
第5位 老衰
がん強い。
そして40代の死因ランキングはこうなってます。
第1位 悪性新生物(がん)
第2位 自殺
第3位 心疾患
第4位 脳血管疾患
第5位 不慮の事故
がん強い。
それにしても第2位が自殺。ちなみに、20代・30代の死因トップは自殺です。20代から死因トップを突っ走ってきた自殺が40代でがんに抜かれます。いいことなのか悪いことなのか。
がん保険はがんと診断された際に、以下のタイミングで給付金が支払われます。
- がんと診断されたとき。一時金は支払われる。
- 入院したとき。入院1日につき決められた給付金が支払われる。
- 通院したとき。通院1日につき決められた給付金が支払われる。
- 手術したとき。入院1日の給付金の10倍、20倍、30倍とかが支払われる。
- 放射線治療や抗がん剤治療したとき。一時金が支払われる。
- 先進医療を受けたとき。先進医療の医療費は健康保険対象外です。
がんの治療っていつまで続くか想像もつかないし、治療費いくらかかるか全くわからないですよね。っていうか、がんって診断されたらパニックなって、「いくら治療費かかるんだろう」って不安なると思います。
そんな経済的な不安を和らげてくれるのが、がん保険です。
40代独身男性にがん保険は必要なの?
日本の健康保険には高額療養費制度があります。前回のおさらいになりますが、所得に応じて決められる医療費の上限額を超えた場合、その超えた額をもらえる制度ですね。
もちろんこの制度、がんにも適用されます。心強いですよね。
考え方は医療保険といっしょです。医療費を公的保険と貯蓄の切り崩しで支払えるのであれば、40代独身男性にがん保険は不要です。
ただちょっとがんは普通の医療とは違うんですよね…。
お金を使ってがんを生き延びる
前述したとおり、相手は日本人の死因ランキング第1位がんです。
死に至るがん、人間切羽詰まると公的保険がカバーできる範囲を超えた治療法にすがりたくなったりします。
●民間医療
古くから伝承されてきた治療法等。呪術的な治療法も含まれるのでしょうか。食事とかサプリメントとか温泉とかありますね。がんに罹ってしまった有名人が試してみて、それでも亡くなってしまって、民間医療意味なしみたいに騒がれることがよくありますよね。
●先進医療
厚生労働大臣が定める高度な医療技術を用いた療養。この先進医療の治療は厚生労働大臣が定める医療施設で行われる場合に限られ、先進医療にかかる治療費は全額自己負担となります。
概ね健康保険がカバーできない治療法はこの2種類でしょうか。
民間医療は医学的な根拠が薄弱である場合が多いと思います。信じることで救われる医療かと。そして民間医療って高いんですよね。身近なひとががんに罹ったときに調べてみたのですが、百万円単位のお金がかかってしまうことがわかりました。生存者語るみたいなのは派手に書かれてるんですけど、どうも胡散臭い。医師に相談してみたんですが、「民間医療に副作用はないから止めないよ」と言われました。結局効果が信じられず、僕は民間医療には頼りませんでした。
そして先進医療ですが、これは医学的根拠がある治療法だと思います。医療費は1万円台から数百万円台までピンキリ。健康保険は適用されないので、治療法によってはかなり高額な支払いが必要になります。
がん保険には「先進医療特約」っていうおまけがあって、先進医療が必要になった場合は数千万円くらいを上限に、お金を受け取れます。この特約の保険料は月々数百円。つまり、がん保険に加入して、月々数百円上乗せして保険料を支払えば、先進医療代を出してもらえるんです。
まとめに代えて。40代独身男性にがん保険は必要?
全ての40代独身男性にがん保険が必要とは思いませんが、以下に該当する場合はがん保険を考えていいと思います。
- がんと診断された衝撃に耐えられそうもない。
- 遺伝的にがんにかかる可能性が高い。
頼れる人が少ない独身の方は、がんと診断された衝撃は大きいと思います。
がん保険に加入してければ、経済的な不安は少しだけ軽減されます。もしかしたら、希望が持てるようになるかもしれないですね。
それと、いまは遺伝子検査で遺伝的にがんにかかりやすい体質か検査ができます。
→遺伝子検査サービス「MYCODE」
がん検査だけなら15,000円程度、生活習慣病やアルツハイマー病など全て含めた検査は30,000円です。がん保険加入の前に検査しておくのもいいでしょう。
検査は唾液できます。血を抜く必要もなし、ペロペロするだけです。検査キットをペロペロして送るだけ。簡単ですよね。
40代独身男性におすすめの保険ショップ
世の中に砂の数ほどある保険ショップ。最近は競争が熾烈で、商品券がもらえたり、自宅まで訪問してくれたり、会社様々な特色を打ち出してきてます。
そんな中、僕がおすすめするのはこの2社です。共通なのは十分時間を取って相談に乗ってくれること。そして相談は無料であること。
相談したら保険に絶対入らなければいけないってこともないし、タダなんだから軽い気持ちで行ってみたら?くらいの感じで友人にはすすめてます。
保険見直しラボ
30社以上の保険会社を取り扱う保険見直しラボです。訪問型なので、自宅や会社や最寄駅まで来てくれます。
僕の友人何人かが相談したことがありますが、営業されるわけではなく、親身に話を聞いてくれたとのこと。30社の生命保険をいっしょに比較し、結果的に毎月の保険料は5,000円程度安くなったそうです。
保険田マイケル
名前の由来はわかりませんが、MDRTという資格を持つ世界67か国のTOP6%のフィナンシャルプランナーを紹介してくれるサービスです。利用者に専属のフィナンシャルプランナーが就くイメージですね。
僕の友人が紹介されたフィナンシャルプランナーは30代後半男性で、いかにも「できる男」だったそうです(雰囲気は竹野内豊)。見た目だけでなく、幅広い保険の知識があり、現在から子供が成人し、自分が定年を迎えるまでのライフプランが描けたということでした。
世界67カ国TOP6%の 金融・保険の専門家『保険田マイケル』
保険ショップへ相談する前に考えておくこと
タイトルとは裏腹ですが、相談前に難しいことを考えておく必要はありません。保険ショップとの初回相談、もしくは相談予約時に、スタッフからヒアリングがあるので、その内容について考えておけばOKです。
ただし、相談前に心しておかなければならないのは、自分の人生は自分が一番よく知っているということ。つまり、スタッフの言うことを鵜呑みにしないことです。
スタッフは悪意をもって接することはないと信じてますが、数多くある生命保険・医療保険から、完全にお客さんの希望に一致した商品を探し出すことは難しいのです。
そういった事情から、僕が友人にいつも伝えているのは、「保険ショップの提案内容を比較すること」という点です。
少なくとも2社の提案内容を比較し、納得できるほうを選択するのがベストだと思います。