40代独身男性の平均貯蓄額(貯金額)

社会人生活の折り返し地点を過ぎ、そして人生の折り返し地点をも過ぎようとしている40代男性。組織でもそれなりのポジションに就いていて、それなりの収入がある方も多いと思います。

そんな40代独身男性ですが、どれくらいお金を貯めているのでしょうか。他人と比較しても何もいいことはありませんが、ちょっと気になりますよね。僕も気になって仕方ないので調べてみました。

まずは二人以上世帯から。

気になるのは僕らと同じ独身男性。しかしその前に、比較対象として二人以上世帯を見てみましょう。
(金融広報中央委員会『家計の金融行動に関する世論調査 平成29年』を参考にしています)

金融資産を保有している世帯:66.3%
金融資産を保有していない世帯:33.7%

3世帯に1世帯が金融資産を持っていないという結果だそうです。40代の二人以上世帯ってことは結婚して子供がいる家庭が想定されると思います。いろいろお金がかかるんでしょうねぇ。

金融資産を保有している世帯の資産額 平均:1014万円 中央値:650万円

まず平均と中央値の違いですが、平均は全世帯の資産額を足して、世帯数で割った金額ですね。ただこの平均額、感覚的な「ふつーの世帯の資産額」からは離れてしまうことが多いんです。たとえば、今回の調査体調に孫正義さんが40代として混ざっていたら、平均はとんでもなく高くなってしまいます(一人のお金持ちが平均をかさ上げするといいたいのです)。なので、実感に近い金額に平均は使えないように思います。

そして中央値。中央値は資産額を高い順に並べたとき、ちょうど真ん中になる世帯の資産額ですね。感覚的な「ふつーの世帯の資産額」は平均値より中央値のほうが近いと思います。

さて、中央値650万円。やっぱりそれくらいかぁという気がします。家庭を持つとお金ってかかりますよね(持ったことないからわかんないですけど)。正直なところ、あまり興味はありません(白目)。

金融資産を保有していない世帯を含む資産額 平均:643万円 中央値:220万円

グッと下がりました。中央値220万円。生活防衛資金すらままならない状況。家庭を持つとお金ってかかりますよね(持ったことないからわかんないですけど)。

そして我々単身世代の貯蓄額は・・・

金融資産を保有している世帯:54.1%
金融資産を保有していない世帯:45.9%

この結果は意外でした。僕は単身世帯のほうが貯蓄しているものだと思ってました。二人以上世帯より貯金してない人が多い!

金融資産を保有している世帯の資産額 平均:1747万円 中央値:700万円

金融資産を持ってる人たちは貯めてますねー。中央値700万円だったら生活防衛資金を確保した上で、十分に投資することができますよね。

金融資産を保有していない世帯を含む資産額 平均:936万円 中央値:30万円

中央値30万円!単身世代でも格差が開いているように思います。これだけ見ると、お金があっても結婚する気がない層が存在する一方で、お金がなくて結婚できない層も一定数存在するのだろうと思います。40代は就職氷河期に片足突っ込んだ世代。こういう結果も仕方ないのかもしれません。

ちなみに・・・

今回の調査した単身世帯の調査には女性も含まれています。

男:63.4%
女:36.6%

2/3が男ですね。現在の日本ではどうしても女性より男性のほうが収入は多くなるということを踏まえると、独身男性の中央値はもうちょっと上がりそうな気がします。

貯蓄額をふやす手段

貯蓄額をふやす(資産をふやす)手段って思いつくところだと以下の3つでしょうか。

①資産運用してお金に働いてもらう。

すぐに思いつくのはこれですよね。下記リンク先にいろいろと書いてます。

40代独身男性の資産運用

②仕事を頑張って収入を増やす。

これも思いつくところですが、現代では難しいのではないでしょうか。一生懸命働いたところで月数千円上がる程度。40代だと残業代出ないことも多いですしね。転職、あるいは副業を視野に入れてもいいかもしれません。

40代独身男性と転職

③支出を減らす。

最も手っ取り早く、また確実なのは支出を減らすことだと思います。家賃の安いところに引っ越す、スマホを格安SIMに変更する、保険を見直す。いろいろと手段はありそうですね。

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