40代男性と転職

大学時代の同級生が転職しました。4月から別の会社で働くことになったそうです。彼は同い年で独身。僕と全く同じ境遇ですね。

週末に彼から転職話を聞いたので、記録に残しておきたいと思います。

そもそも40代男性って転職できるの?

彼が言うには、40代男性でも転職可能だそうです。人不足の現代日本、40代男性でも引いてくれる手はけっこうあるそうです。

彼の転職前後をざっとまとめると

【転職前の会社】

  • 一部上場企業。社員2000人程度の部品メーカー。
  • 入社2年目。この会社が4社目(彼には転職癖があります)。
  • 役職はなし。ヒラ。
  • 年収は700万円。
  • 土日祝日休み。ただし休日出勤多々あり。
  • 平日は朝9時から22時過ぎまで勤務。

【転職後の会社】

  • 未上場企業。社員100人程度。商社。
  • 役職なし。ヒラ。
  • 年収は600万円に届くか届かないかくらい。
  • 土日祝日休み。休日出勤はたまにアリだけど、振替休日は取れるとのこと。
  • 平日は朝9時から18時、遅くとも19時には業務終了すると言われている。

待遇面だけ見ると、年収100万円ダウンですから転職失敗に思えます。

しかし、転職前の会社はハードワークを強いるようなところで、精神的にギリギリまで追い詰められているようでした。彼から去年最もよく聞いた言葉は「転職してぇなぁ会社辞めてぇなぁ」でした。(ちなみに、その会社の社員平均勤続年数は5年らしいです。)

そう考えると早いうちに会社辞めて正解な気がします。多少のストレスは社会人として仕方ないと思いますが、心身ともにそこそこ健康でいることが何よりも大切。

ちなみに、客観的に見た彼の強みと弱みです。

【強み】

  • TOEIC950点。英語堪能。
  • 海外留学経験あり。海外の大学でMBA取得。
  • 第一印象で良いイメージを持たれやすい。人当たりがいい。営業向き。

【弱み】

  • 仕事が続かない。新卒で入社した会社が最も続いて4年。
  • 無職期間が長い。大学出てから通算3年くらい無職(本人は留学準備と言っている)。
  • 英語はできるが、専門分野がない。

英語が話せて海外留学経験があり、人当たりがいいので営業向きだと思います。ただ、転職回数の多さが足を引っ張ってますよね。上記スペックで、転職エージェントから提示された企業は年収500万円~600万円くらいが多かったそうです。一部上場企業や誰もが知っている超有名企業にも応募したそうですが、書類選考が通ることはなかったそうですね。

昨年、僕の周りでもう一人転職したんですけど

昨年もう一人、高校時代の先輩(40代既婚男性)が転職しました。

詳しく聞けてませんが、年収は100万程度アップとのこと(転職先の年収は800万円くらいかと思います)。先輩は新卒からずっとIT系の仕事をしており、その道のプロフェッショナルでした。転職前の会社にそれほど不満はなかったようですが、自身のステップアップ(コンサル的な仕事をしたい)のための転職だったそうです。現在も忙しく頑張っているということでした。

転職者ってどれくらいいるの?

転職について厚生労働省が調査をしてます。

平成 27 年転職者実態調査の概況

平成 27 年 10 月1日現在で、「一般労働者がいる事業所」のうち、「転職者がいる事業所」割 合は 35.7%、「雇用期間の定め無し転職者がいる事業所」は 30.4%、「1年以上の雇用期間の定 め有り転職者がいる事業所」は 9.5%となっている。

なるほど。これだけ見ると、転職ってけっこう一般的な気がしますよね。

平成 27 年 10 月1日現在で、在籍する一般労働者に対する転職者割合は 7.9%となっている。

しかしこのとおり、転職する人って意外と少ない印象を受けました。

(僕が務めている会社は5割くらい転職者です)

やっぱ新卒で就職した会社で生涯働くっていうのが最も効率的な気がしますが、ちょっとまってくださいね。

しかし40代男性平均だと・・・

前述の厚生労働省調査から意外な結果がわかります。

下の表は40歳~44歳、45歳~49歳の40代を2区分に分け、転職前後で年収が増えた人、あるいは減った人の割合を表にしたものです。

年齢 3割以上増 2割~1割増 1割未満増 変わらない 1割未満減 2割~1割減 3割以上減
40~44 10.0% 20.2% 13.5% 21.8% 8.5% 16.7% 7.9%
45~49 9.6% 17.5% 9.0% 23.7% 11.2% 17.4% 10.8%

合計してみると、40~44歳では年収増の人が43.7%、変わらない人が21.8%、減少した人は33.0%です(不明が1.5%)。

年収増えた人のほうが多いんです!

それに対し、45歳~49歳では年収増の人が36.2%、変わらない人が23.7%、減少した人は39.3%です(不明が0.8%)。

年収減っちゃってます。。。

転職する理由は人それぞれ

僕の同級生はブラック企業からの逃避、先輩は新しい挑戦と逆の理由で転職してます。転職する理由なんて人それぞれですよね。

ちなみに、僕は過去2回転職してます。転職した理由は以下の2点です。

1回目:ベンチャー企業で働いてみたかった(新卒で入った会社は大企業)。

2回目:ベンチャー企業がブラック過ぎた(日が変わらないうちに帰宅したい)。

1回目は挑戦のための転職、2回目は逃避のための転職ですね。前向きな理由、後向きな理由どちらも経験してます。

現状を変えたい、そして現状を変える手段が会社を変えるという手段(転職)しか残されていないのであれば、40代は自分の希望に近い転職ができる最後の年代かもしれません。

まずはいまの会社で環境を変えられないか行動し、それが無理そうであれば、40代は転職を考えてもいいと思います(繰り返しますが、40代が最後のチャンスな気がします)。

転職活動はけっこうめんどくさい

ただ、転職活動ってけっこう労力を使うんですよね。応募して経歴書作って面接(複数回)して。いまの仕事が終わった後に面接とか、土日に面接とか、僕もけっこう苦労しました、

そんなときに味方になってくれるのが転職エージェントです。

自分のスキルと希望に見合った会社を紹介してくれたり、経歴書の書き方を指導してくれたり。そんなことを無料でサポートしてくれます(転職エージェントたちは企業に人材を送り込むことで報酬を得てます)。

転職エージェントがいると、転職活動がかなり効率的に進められます。そんなに転職に対する強い意志がなくても、一度相談してみるのもいいかもしれませんね。

(僕は自分の価値を知るために、年1回くらい転職エージェントに連絡してます)

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