資産運用に回せるお金は前回で決まりました。
資産運用ってどうやって始めたらよいのでしょうか。僕はこんな感じで始めました。
①ポートフォリオを決める
↓
②商品を決める
↓
③証券会社を決めて、口座を開く
↓
④毎月の積立額を設定する
↓
⑤あとはなにもしない
資産運用ってめんどくさいイメージありますけど、そんなことはありません。簡単なんですよ!
ちょっと③だけ面倒だったんですが、④まで終えてしまえばあとは何もしてません。
(厳密にはポートフォリオ変えたり、商品変えたりしてますけど)
順を追って説明してみたいと思います。
ちょっとその前に。インデックスファンドについて。
投資と言うと、株やら債券やら不動産とかが頭に浮かぶと思いますが、投資経験の浅い40代独身男性は投資信託を利用することをおすすめします。いや、投資経験のある40代独身男性にも投資信託を利用することをおすすめするんですけど。
投資信託ってうすーくひろーく株やら債券やら不動産やらに投資してくれるんですよね。
なので、「投資先の会社が潰れて株・債券が紙くずに!」なんてことになる可能性は低いです。慣れてきたら株やら債券やら不動産に手を出してみてもいいのかもしれませんが、まずは投資信託から始めたほうが無難です。
(おそらく僕は慣れないでずっと投資信託を続けるでしょうけど)
そして投資信託には大きくわけて2種類あります。
インデックスファンド・・・市場平均と同じような値動きをするように運用される投資信託。
市場平均っていうのは日経平均とかTOPIXとかダウ平均とかS&P500とかです。平均点でいいじゃん、平均点で良しとしようよっていう投資信託です。
そしてインデックスファンドと対になる考え方として、アクティブファンドという投資信託があります。
アクティブファンド・・・市場平均を上回ることを目指して運用される投資信託。
そりゃ市場平均を上回ってくれたほうがいいじゃん!と思いますよね。しかし、短期的に市場平均に勝つことはできるんですけど、長期的に市場平均に勝つのは難しいのです。
なぜアクティブファンドはインデックスファンドに勝てないのか
アクティブファンドがインデックスファンドに勝てない理由は手数料(コスト)の違いです。
アクティブファンドってとにかく手数料が高いんです。販売手数料3%、年間手数料3%とかふつうにあります。(100万円投資したら購入するときに3万円、毎年3万円取られる)
それにひきかえ、インデックスファンドは手数料がとても安いんです。販売手数料なし年間手数料0.2%とかなんです。(100万円投資したら購入するときは手数料とられない毎年2千円だけ取られる)
アクティブファンドがインデックスファンドに勝つためには年間手数料の差を上回る成績を上げ続けないといけません。これってものすごく難しいことなんです。この埋めがたいコスト差がある限り、インデックスファンドは優位なんです。
これはデータにも表されています。
S&PJapan500(日本株全体) | 69.06% |
S&P500(米国株) | 90.00% |
S&P Global1200(世界株) | 93.65% |
S&P Emerging BMI(新興国株) | 95.45% |
上の表ですが、10年間運用してアクティブファンドの利回りを上回ったインデックスファンドの比率です。ざっくり言うとインデックスファンドの勝率ですね。
インデックスファンド強いですよねー。このように、実際の数字でもアクティブファンドに対するインデックスファンドの優位性が出ちゃってます。
僕も投資を始めた最初の頃はアクティブファンド寄りに考えてました(そして毎月分配金が出る手数料3%とかいうゴミファンド買ってました)。
しかし、インデックスファンドのほうが効率よく儲けられそうだし、また、強欲になるよりもインデックスファンドが挙げられる成績くらいで満足だと思い、いまはインデックスファンドに毎月積み立てしてます。
まずは投資信託、それもインデックスファンドを利用して投資を始めることにしましょう。